2026年6月30日
小学生が気になった今年上半期のニュース、TOP3は「物価上昇」「事件・事故」、「ゲーム・アニメ」=ベネッセ調べ=
ベネッセコーポレーションが運営する通信教育講座「進研ゼミ 小学講座」は29日、全国の小学3~6年生7085人と、小学1~6年生の保護者1347人を対象に実施した、「2026年上半期(1~6月)のニュースや出来事に関する小学生と保護者の意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、小学生が選んだ「2026年上半期に気になったニュース」は、1位「物価上昇(米・食べ物・ガソリンなど)」、2位「事件・事故」、3位「ゲーム・アニメ」、4位「戦争・世界情勢」、5位「地震・災害」、6位「猛暑・気恋変動」、7位「生成AI・AI」という結果になった。
小学生に、「『ものの値段が高くなった』と感じることはあるか?」と質問したところ、「とてもそう思う」56.9%、「まあそう思う」31.8%を合わせた約9割(88.7%)が「そう思う」と回答。多くの小学生が、日常生活の中で物価上昇を実感していることが分かった。
自由回答では、「大好きなお菓子が買えない」「お米がすごく高いので安くしてほしい」「友達とコンビニでお菓子を買うとき、高くて買えない」といった声も寄せられ、物価上昇が子どもたちの日常にも影響を与えている様子が見られた。
また、「ナフサ不足の影響でポテトチップスの袋が白黒になることが気になった」「おこづかいで買えるものが少なくなった」といった回答もあり、商品の見た目の変化や買い物の経験を通じて、物価や原材料価格の上昇を身近な問題として捉えている様子が伺えた。
一方、夏休みに入ったらゲームをする時間はふだんより増えそうか聞いたところ、「とても増えそう」27.2%、「少し増えそう」34.1%を合わせた約6割が「増えそう」と回答。自由回答では、「もっとゲーム時間を増やしてほしい」「時間制限をなくしてほしい」といった声のほか、「宿題が終わってからやる」「ゲームの時間は守る」といった回答も見られた。
また、ゲーム利用についてルールを設けている家庭は78.8%だったが、そのうち42.1%の保護者は「ルールを設けているが、守られないことがある」と回答。子どもたちからは「もっとゲーム時間を増やしてほしい」という声があった一方で、保護者は「目が悪くなる」58.3%、「利用時間が長い」35.9%、「やめる時間を守れない」31.5%といった課題を感じており、夏休みを前に親子それぞれがゲームとの付き合い方を模索している様子が伺えた。
ランキング4位に「戦争・世界情勢」が入ったが、世界各地で続く紛争や国際情勢の変化は日々ニュースで報じられており、小学生もそうした出来事に関心を寄せていることが分かった。
そこで、「どうしたら戦争がなくなると思うか」と質問したところ、「みんなで話し合う」「武器をなくす」「核兵器をなくす」といった意見が多く寄せられた。中には、「戦争は国同士のケンカだと思う」「話し合いで解決してほしい」「日本みたいに平和な国が増えてほしい」といった声もみられた。
加えて、「戦争をしても誰も嬉しくない」「相手の気持ちを考えることが大切」「命の大切さを知ってほしい」など、戦争によって失われる命や平和について考える回答も多く寄せられた。小学生なりに世界の出来事を受け止め、平和について真剣に考えている様子が伺える結果となった。
「猛暑・気候変動」が6位にランクインしたが、保護者調査では93.7%が「今年の夏の暑さについて、不安を感じている」と回答。昨年の夏の猛暑で困ったことへの回答として「外遊びや運動ができなかった」69.0%、「電気代が増えた」51.4%、「登下校が大変だった」34.2%が上位に挙げられており、猛暑は子どもたちの遊びや学習機会だけでなく、家庭生活全体にも影響を及ぼしていることが伺える。
また、小学生に「暑い夏を一緒に乗り切りたい有名人」を聞いたところ、1位はSnow Manで、「見ていると暑さなんて忘れられそう」「元気をもらえる」といった声が寄せられた。暑さへの不安を抱えながらも、好きな有名人から元気をもらい、前向きに夏を過ごそうとしている小学生の姿が見えてくる。
一方、「生成AI・AI」が7位に入ったが、小学生にAIに困ったことや悩みを相談したことがあるか聞いたところ、「よくある」17.3%、「ときどきある」20.6%を合わせて37.9%が「ある」と回答。自由回答では、「友達にもお姉ちゃんにもなってくれる」「悩み事を相談できる」といった声があった一方で、「AIは間違いもあるから気をつけないとだめ」「本当にその答えがあっているのか心配」といった意見も寄せられた。
この調査は、「進研ゼミ」会員の小3~6年生と、ベネッセの保護者向けアプリ「まなびの手帳」に登録している、小1~6年生の保護者を対象に、6月4~14日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は小学生が7085人(女子4545人、男子2004人、性別無回答・その他536人)、保護者が1347人。
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