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2026年6月26日

小学生を持つ共働き家庭の教育分担、70%が「母親中心」=塾選調べ=

DeltaXが運営する塾選びサービス「塾選」は25日、小学生の子どもを持つ共働きの保護者100人を対象に実施した、「教育における家庭の役割分担に関する実態調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、子どもの教育に関する家庭内の役割分担について聞いたところ、最も多かったのは「母親が主に担っている」70%で、多くの家庭で教育に関する役割は母親中心になっているのが分かった。一方で、「父母で半々になるように分担している」は20%、「父親が主に担っている」家庭は5%にとどまっている。

母親メインになっている理由を見ると、「母親だから」という意識だけでなく、勤務時間や子どもと接する時間の違いが背景にあるのが分かった。共働き家庭でも時短勤務、パート、在宅勤務など、比較的動きやすい側に学校対応や学習管理が寄りやすい日々の積み重ねが、結果として「母親メイン」の教育分担につながっていると考えられる。

小学生の教育に関する役割分担で、母親中心の傾向が強く表れたのが、学校とのやりとりや平日の学習サポートなど、日々発生する細かな教育タスク。教育に関する家庭内の役割分担では「父親もある程度分担している」と答えた家庭も多く見られたが、具体的な内容を見ると、学校連絡や教員対応、宿題確認などは母親が主に担っている割合が高かった。

教育分担のなかでも、特に母親への偏りが大きかったのが「学校対応」。調査結果では、「学校・教員とのやりとり(連絡帳・面談など)」を母親が担っているという回答が88%で約9割にのぼった。また、「学校からの連絡確認」を主に母親が対応している家庭が82%、「学校の保護者会の出席」が74%という結果で、“学校との窓口”の役割が、母親側に集中しやすい状況が見えてきた。

また、学校対応だけでなく、平日の家庭学習に関するサポートも母親が中心になりやすいことも判明。「平日の宿題・学習サポート」は母親が66%、「テストのチェック」は母親が59%で、学校連絡や教員対応ほど極端ではないものの、宿題の確認や丸つけ、テスト結果の確認といった家庭学習の伴走も、母親が主に担っている家庭が多いのが分かる。

平日の宿題確認は、子どもが帰宅してから夕方・夜にかけて発生しやすいタスク。そのため、父親の帰宅が遅い家庭や、母親のほうが子どもと過ごす時間が長い家庭では、宿題やテスト確認も母親が担う流れになりやすいと考えられる。

一方で、教育に関するすべての役割が母親に偏っているわけでもない。塾や習い事、進路などの最終決定では、夫婦が同程度に関わっている家庭が多く見られた。調査結果では、「塾・学習教材の最終決定(どこに通うか・何を使うか)」について、夫婦が同程度に関わっている家庭が48%で最多。「習い事の最終決定(何を習わせるか)」も同程度に関わっている家庭が59%、「教育方針・進路の最終決定」では66%だった。

学校連絡や平日の宿題確認など、日常的に発生するタスクは母親に偏りやすい一方で、塾や習い事、進路といった重要な判断では、夫婦で話し合いながら決めている家庭が多いことが伺える。ただし、最終決定を一緒にしているからといって、そこに至るまでの情報収集や日々の状況把握も同じように分担されているとは限らない。「習い事に関する情報収集」は母親が55%で、情報収集の段階では母親が中心になりやすい傾向も見られた。

休日の学習サポートへの関与度について聞いたところ、最も多かったのは「夫婦で同じくらい」38%で、次いで「母親」34%、「父親」27%だった。平日の宿題・学習サポートでは母親が66%だったのに対し、休日になると父親や夫婦同程度で関わる家庭の割合が高くなるのが分かる。

休日の外出も、「夫婦で同じくらい」が47%で最も多かった。「父親」も34%と比較的高く、「母親」は17%にとどまっている。平日は教育タスクに関わりにくい父親でも、休日の外出や体を動かす遊び、家族での体験活動では役割を担いやすいと考えられる。

「子どもの教育について、現在の役割分担で『うまくいっている』と思うか?」との質問には、「思う」が21%、「やや思う」が65%で、合計86%が「うまくいっている」と回答。「うまくいっている」理由については、夫婦で情報を共有していることや、得意分野に応じて分担していること、状況に応じて補い合っている声が挙げられた。

一方で、教育に関する役割分担について「やや負担を感じる」も29%、「とても負担を感じる」も9%で、約4割が負担感を抱いていることも分かった。負担感の理由としては、学校や習い事への対応、宿題の声かけ、日々の確認作業などが挙げられた。現在の分担で家庭が回っていたとしても、細かなタスクが一方に偏ることで、負担が積み重なっている様子が伺える。

また、配偶者に今よりもっと担ってほしい役割を聞いたところ、多く見られたのが、宿題や学校連絡、提出物管理など、平日に発生する細かな教育タスクだった。寄せられた声からは、「作業を一部代わってほしい」というだけではなく、「子どもの状況や学校からの情報を同じ目線で把握してほしい・お願いしなくても主体的に関わってほしい」という思いが読み取れる。

配偶者にもっと担ってほしい役割として、習い事や塾の送迎、休日の外出、外遊びや体験活動を挙げる声もあった。平日の学校対応や宿題確認は、仕事の時間や帰宅時間の都合で分担しにくい家庭もあり、休日や送迎など、比較的時間を調整しやすい場面で父親に関わってほしいと考える保護者もいるようだ。

この調査は、小学生の子どもを持つ共働きの保護者を対象に、4月にインターネットで実施した。有効回答数は100人。

調査結果の詳細

関連URL

「塾選」

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