2014年6月27日
近大附属高校/6割強の生徒が自信 iPad使った小論文のオンライン添削授業
近畿大学附属高校は25日、学研教育みらい、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ(NTTLS)の協力を得て実施した、iPadを活用した小論文の双方向オンライン添削授業の効果検証の結果を発表した。
学研教育みらいとNTTLSが共同開発した、映像やオンラインレッスンと従来のテキストや添削指導を組み合わせた学習サービス「ステップ基礎小論文web講座」を実施。近大附属高校で小論文の授業を受講する生徒266名のうち、89名が講座を受講した。期間は2013年12月19日から3月7日。
講座は、生徒4名1グループで、オンライン授業を受講し、生徒たちが書いた小論文を指導員が添削。指導員による個別のアドバイスや、ほかの生徒の意見を聞きくといったグループ学習を行った。
小論文に自信をつけた生徒の割合は、オンライン講座を受講している生徒が、未受講の生徒を32%上回った。
受講生徒に、自分が書いた小論文が題材になることについて質問したところ、「みんなの小論文が共有できて良い」が47%と一番多く、「自分の書いた小論文なので勉強しやすかった」が33%と続いた。
また、オンライン講座をまた受講したいか尋ねると8割以上の生徒が受講に積極的な回答をした。
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