2015年3月4日
子どもネット研/ネットの利用機器、青少年ではスマホが8割越
子どもたちのインターネット利用について考える研究会(子どもネット研)は2日、「オンラインコミュニケーション利用実態調査」の結果をWebで公開した。
それによると、オンラインコミュニケーションでやりとりする相手は、保護者、青少年ともに、「家族」や「友達」など親しい相手との利用が主となった。利用頻度については、「一日複数回、友達と連絡をとる」保護者が18.6%にとどまる一方、青少年では46%と、二倍以上の開きがでた。
「1回の会話でやりとりする相手の数」については、「すべて顔見知りの相手10人以上」とやりとりをしたことがある保護者は31%だった一方、青少年では67.9%とこちらも二倍以上となり、オンラインコミュニケーションの利用実態が保護者と青少年で大きく異なることが定量的に裏付けられるものとなった。
また、オンラインコミュニケーションで利用する機器は、保護者ではPC(93.8%)、青少年ではスマートフォン(85.7%)がそれぞれ最多となった。利用しているソフト・アプリについて、「メール」は保護者96%、青少年92.2%とほとんど差はない結果となった。「メッセンジャー」は保護者65%、青少年92.8%と30ポイント近く差があることが分かった。
調査概要
実施期間:2014年9月19日~2014年9月22日
調査対象:第一子に高校生・大学生の子どもをもち、オンラインでコミュニケーションをとっている保護者/オンラインでコミュニケーションをとっている高校生・大学生
有効回答数:1106件(保護者 554件、青少年 552件)
調査方法:ウェブアンケート方式
関連URL
調査結果「オンラインコミュニケーション利用実態調査結果レポート」(PDF)
問い合わせ先
最新ニュース
- 「EDIX(教育総合展)東京」、5月8~10日に東京ビッグサイトで開催(2024年5月2日)
- 第一志望に合格した大学生の5割以上が、2回以上「志望校が変わった」と回答=武田塾調べ=(2024年5月2日)
- アディッシュプラス、宮崎市による「宮崎市こころつなぐライン相談」事業を受託(2024年5月2日)
- Adecco、東京都「デジタル人材育成支援事業(短期集中コース)」の運営を開始(2024年5月2日)
- DNP、不登校児童・生徒などを支援する3Dメタバースを東京都の30自治体等に展開(2024年5月2日)
- ラインズ、入退室管理システム「安心でんしょばと」仙台市で一斉導入(2024年5月2日)
- コドモン、大阪府摂津市のこども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月2日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が山梨県南アルプス市で提供開始(2024年5月2日)
- ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」、岐阜・美濃市が導入(2024年5月2日)
- iU、eスポーツルーム開設 新年度から正式カリキュラム化も検討(2024年5月2日)