2016年6月24日
文科省、法科大学院教育のICT活用のための協力者会議始まる
文部科学省は22日、10日に開催した「法科大学院教育におけるICT(情報通信技術)の活用に関する調査研究協力者会議(第1回)」についての情報をWebで公開した。配付資料等はWebから閲覧することができる。
資料では法科大学院におけるICTを活用した教育の現状等について掲載。「働きながら法曹を目指す社会人や地方在住者の実情を踏まえ、ICTを活用した法科大学院教育の在り方を検討していくことが必要」と述べている。
現在、複数の大学でICTを活用した教育を実施。遠隔教育の事例としては、「九州・沖縄法科大学院教育連携」による遠隔授業の実施(九州大学等)や、場所的・時間的障害を解消するための多様なICTを利用した授業の開発と実践(筑波大学)を行っている。また、学修支援ツールの事例としては、授業の録画とストリーミング配信システム(筑波大学)や、E-Learning用の教育ソフトウェア・ツールの開発・利用(名古屋大学)等を紹介している。
今後、本会議で検討を重ね、普及促進策の実施を進めていく予定。
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