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2018年10月11日

KIBOW 社会投資ファンド、障がい者向け就労移行支援事業「manaby」に出資

KIBOWが運営する「KIBOW 社会投資ファンド2号」は、障がい者向け就労移行支援事業を手掛けるmanabyの第3者割当増資を引き受け、4000万円を9日に出資した。

就労移行支援事業所「manaby」の利用風景(イメージ)

就労移行支援事業所「manaby」の利用風景(イメージ)

同ファンド2号の初となる投資案件で、KIBOWとしては6件目の出資。

manabyは、精神障がいや身体障がいのある人に、独自の e ラーニングで ITスキル習得を目指す職業訓練、就労活動、就労の定着までを包括的に支援している。

自社開発の e ラーニングでは、自宅で支援を受けることができ、自宅でも働けるようプログラミングやデザイン制作など10以上の専門スキルを学ぶことができる。

利用者の個性を大切にするため、ダイアログ(対話)を重視し、きめ細やかなサポートを通じて、障がい者一人ひとりの能力や志向に合わせた「新しい働き方」の実現に取り組んでいる。

manabyでは、今回の増資を受け、東北と関東に計13カ所ある事業拠点の拡大や、既存サービスの向上、8月に仙台市に立ち上げた同社初の就労継続支援B型施設「manaby CREATORS 仙台」の運営を強化する。

manabyが初めて開所した仙台の事業所では、スキル習得のプログラムを修了した30人の利用者のうち、24人が就労し、同じ職場での就業を定着。そのうち16人は、プログラミングやデザインなどのスキルを活かし、在宅で勤務している。

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