2014年8月25日
NTT/視覚障がい者向けのスマートフォン文字入力ソフト
日本電信電話(NTT)は21日、入力キーの位置が正確に捉えにくい視覚障がい者向けのスマートフォン文字入力ソフト(Move&Flick)を開発したと発表した。
スマートフォンの画面中央部分を指でタッチすると、フリック入力画面が表示され、指で触れた位置から、指を8方向のいずれかにスライドさせて子音を選択、そのあと、同じように指を8方向にスライドし母音を選択することで、ひらがなの入力が可能となる文字入力インタフェース。
従来のような画面に配置されるキーの位置を正確にタッチして、文字入力をする操作が不要となる。
また、画面の左右に、入力した文字を漢字変換する機能や、入力した文章を音声で読み上げる機能などを付加した。
これによって、文字変換や文章の編集のしやすさを向上させ、文字や文章の入力が正確かどうかの確認が可能となるという。
開発の過程で、障がい者雇用を促進しているNTTグループの特例子会社 NTTクラルティの社員など視覚障がい者約30名の意見を反映し開発した。
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問い合わせ先
日本電信電話 サービスイノベーション総合研究所
randd@lab.ntt.co.jp
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