2013年5月14日
ソニー/13.3型の「デジタルペーパー」端末の開発を発表
ソニーは13日、「紙のデジタル化」により学習効果や生産性の向上を支援する「デジタルペーパーソリューション」の実現を目指し、13.3型の「デジタルペーパー」端末を開発したと発表した。
ディスプレイには、ソニー独自のプラスチック基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を高精度に形成する技術を用いた、最新の13.3型フレキシブル電子ペーパーを採用。
細かい文字もくっきり読みやすく、大画面でありながら薄型軽量ボディのため、手軽に持ち運ぶことができる。
また、13.3型はA4サイズに相当するため、紙文書と同じような文字サイズとレイアウトで読むことができるほか、タッチパネル技術に光学式と電磁誘導方式を採用し、付属のペンで紙のように滑らかに書くことができる。
ファイル形式はPDFに対応し、手書きやハイライト、付箋メモを文書とともに保存することが可能。
今後、「デジタルペーパーソリューション」の実現を目指し、早稲田大学、立命館大学、法政大学と「デジタルペーパー」端末を授業で活用する実証実験を2013年度後期より実施する予定。
試作機の主な仕様
ディスプレイ:13.3型(1200×1600ドット)フレキシブル電子ペーパー搭載、16階調グレースケール
タッチパネル:電磁誘導方式ペン入力対応、クリアタッチパネル(光学式)
インターフェース:microSDメモリーカードスロット、マイクロUSB端子
無線LAN: IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)準拠
充電池:内蔵型リチウムイオン充電池
外形寸法:幅233×高さ310×奥行6.8mm (ディスプレイ部4.8mm)
質量:358g (充電池含む)
問い合わせ先
ソニー
電 話:03-6748-2111
最新ニュース
- 金銭感覚を持ってほしいと思いながらも教える自信がない親は4割超=みずほポシェット調べ=(2025年4月22日)
- AI教材「すららドリル」、埼玉・ふじみ野市で中学校に続き小学校でも導入(2025年4月22日)
- COMPASS、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が東京都足立区で採用学年を拡大(2025年4月22日)
- 内田洋行、日本の高専初の AI 学習施設を石川高専に導入 「AI Career Tech Center」を構築(2025年4月22日)
- 跡見学園女子大学、「デジタル人材育成に係る協定」を静岡英和学院大学と締結(2025年4月22日)
- ELSA Japan、鳥取県の青翔開智中学・高でAI英語学習アプリを中学校全学年に導入(2025年4月22日)
- パナソニック コネクト、大阪大学附属図書館全4館に顔認証を導入(2025年4月22日)
- KPMGコンサルティング、東京・兵庫の小中高6校で「サイバーセキュリティの特別授業」を実施(2025年4月22日)
- 不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」、2度目の卒業式を対面とオンラインで開催(2025年4月22日)
- 神奈川工科大学、画像情報処理システム研究室が読話トレーニングアプリ「読話クラブ」公開(2025年4月22日)