- トップ
- 企業・教材・サービス
- NTTデータ/バチカン図書館の手書き文献約8万冊をデジタル化
2014年3月25日
NTTデータ/バチカン図書館の手書き文献約8万冊をデジタル化
NTTデータは20日、バチカン図書館と、2世紀から20世紀に書き残された約8万冊、4千万ページの手書き文献のデジタル化と、長期保存を目的とした事業の初期契約を締結した。
初期契約では、約23億円の費用で、バチカン図書館の約3000冊の手書き文献を4年間でデジタル化。将来的には約8万冊全ての手書き文献についても実施する。
NTTデータは、日本の国立国会図書館でのデジタルアーカイブ領域における実績・ノウハウを生かし、今回の事業に参画。公式パートナーとして、手書き文献のデジタル化作業から、それらを長期保存し広く公開するためのICTシステムの提供まで、事業の主要部分を広く支援する。
デジタル化した文献は、バチカン図書館が提供するWebサイト上で高精細画像データとして公開。学術、美術、教育分野等における活用促進、貴重な人類遺産の継承に貢献することを目指すという。
バチカン図書館は1448年以来、世界中から数々の貴重文献を収集。
現蔵書数は110万を超えるといわれており、その中にマニュスクリプトと呼ばれる貴重な一点ものの手書き文献が約8万冊存在する。
マニュスクリプトには、羊皮紙やパピルスに書かれたもの、金銀などによって装飾されたものなど、厳重な保存管理下にありながらも、時間の経過とともに日々劣化が進んでいるものも多く、これらはいずれ解読不可能となることが危惧されている。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)