2014年6月13日
東京都教委/特別支援学校のタブレット端末活用事例を発表
東京都教育委員会は12日、「都立特別支援学校におけるタブレット端末活用事例」を発表した。
都立の特別支援学校12校の事例を紹介。対象となった生徒の状況や、タブレット端末を使って実施した学習方法、ねらいを簡潔にまとめているほか、実際の学習の様子や、成果については、具体的に解説している。
鹿本学園の事例では、タブレット端末のGPS機能を使って知的障がいのある生徒が学校周辺の地図を作成。GPS機能により、生徒が地図上の自分の位置を確認しながら移動することで、地図の役割や使い方を体験的に学習することができたという。
八王子盲学校では、タブレット端末の漢字書き順アプリを活用。そうすることで、弱視の生徒が、これまで曖昧になりがちだった漢字のとめ、はね、はらいなどをしっかりと確認しながら学習することができたという。
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