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2014年9月16日

すららネット/スリランカのBOP層子ども向け教育格差是正プロジェクト

すららネットは16日、アプライドマネージメント、国際航業とともに、スリランカのBOP層(*1)の子どもたちを対象にした教育格差是正プロジェクトを開始すると発表した。

現在想定しているビジネスモデル

プロジェクトは、国際協力機構(JICA)に、民間連携事業協力準備調査(BOPビジネス連携促進)として採択されており、スリランカで教師のレベルに左右されることが少ない効率の良い数学教育を広めるビジネスモデルの構築を目指す。

プロジェクトの目的は2つあり、1つ目は数学達成度の改善を短期間ですること。2つ目は女性銀行と協力し、一定教育を受けたBOP層の女性をファシリテータとしたeラーニング塾の独立開業を支援することで、BOP層の女性たちの雇用拡大・自立支援を行う。

具体的には、スリランカのインフラなどのビジネス環境や、教育の現状・問題点の把握、BOP層のニーズといった市場調査を実施。

さらに、小学校の算数に教育家の小河勝氏が開発した勉強法”小河式”を採用し、ゲーミフィケーション要素を持つ「すらら」のノウハウを活用したeラーニングのコンテンツを製作。その教材を活用したパイロット事業の実施・評価、ビジネスモデルの構築と事業計画の策定などを2016年9月末日までに行う。

(*1)BOP:「Base of thePyramid」の略。所得階層ピラミッドの中で、最も収入が低い所得層。

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