2014年11月20日
下村大臣/英語教科採用、日本史の必修化など学習指導要領改定について諮問
下村博文文部科学大臣は、20日に開催された中央教育審議会(中教審)の総会で、小学校での英語の教科採用、高校での日本史の必修化など、学習指導要領の改定について諮問を行った。
学習指導要領の改定では、「何を教えるか」に加えて、「どのように学ぶか」という学びの質や深まりを重視し、主体的・協働的に学ぶ学習法「アクティブラーニング」の充実などを審議の柱にすえる。
また、現在、小学校で5年生から実施されている英語の教科外授業の開始時期を3年生からに引き下げるとともに、5年生と6年生では英語授業を教科授業として行う。また、中学校では日本語を使わない英語だけの授業を、高校では発表や討論、交渉などを取り入れた英語の授業を実施する。
高校では、現在選択科目となっている日本史を必修化するほか、地理歴史科の在り方を見直す。さらに、今後、国民投票年齢が満18以上になることを踏まえた社会に参画する能力を養う科目や、思考力、判断力、表現力などを育成するための科目の新設などについても検討する。
中教審は、今回の諮問を受け、2016年度中に改訂内容を答申する見通し。また、文科省は、新しい学習指導要領の実施を、小学校で2020年度、中学校で2021年度、高校で2022年度以降に予定している。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング学習 8割が「興味あり」も「難しそう」が最大の学習障壁に =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年12月12日)
- プログラミング言語別提示年収ランキング、2年連続Goが1位に =paiza調べ=(2024年12月12日)
- インヴェンティット、デバイス管理ツール「mobiconnect」が藤枝市役所で採用(2024年12月12日)
- 週休3日制で20代正社員が取り組みたいこと1位は「スキルアップや資格取得の勉強」=ジェイック調べ=(2024年12月12日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2024」で中1部門の優勝者に「SUKEN Award」を贈呈(2024年12月12日)
- デジタル人財の育成を目指す「AKKODiS高等学院」、2025年4月に開校(2024年12月12日)
- メディアナビ、AI文書チャット「LightPDF」がハリウッド美容専門学校に導入(2024年12月12日)
- Ubdobe、「遊びながら介護を学ぶボードゲーム」が千葉県内の中学で活用開始(2024年12月12日)
- 群馬大学 食健康科学教育研究センター、生物統計解析の手法を学ぶオンライン講座(2024年12月12日)
- 神戸大学とフューチャー、AIを活用した医療面接トレーニングアプリの開発を推進(2024年12月12日)