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2015年6月29日
日本マイクロソフト/北海道大学が「Microsoft Office 365 Education」導入
日本マイクロソフトは26日、北海道大学が、学生約2万名と全教職員が利用する情報基盤として、教育機関向けの統合型情報共有クラウドサービス 「Microsoft Office 365 Education」を導入したと発表した。
北海道大学は、同時に日本マイクロソフトの教育機関向け包括契約(EES)の特典である「Student Advantage」を利用し、全学生が常に最新のMicrosoft Officeを無償で利用できる準備を整えた。
北海道大学では、「世界の課題解決に貢献する北海道大学」を目指し、2026年に至るまでの具体的な改革戦略をまとめた「北海道大学近未来戦略 150」を策定。
ICTを活用した教育や、BYOD (Bring Your Own Device) の導入も戦略の重要な柱と位置づけ、学内のICT環境整備を進めている。
今回、「Office 365 Education」と「Student Advantage」を導入することで、教員と学生のOfficeのバージョンを常に最新に保ち、BYODでの学習環境の向上と、トータルコストを削減。
また、これまで個々の教員が購入、管理していたソフトウェアの利用状況の把握や、教職員の退職、異動に伴うライセンス管理の手間の簡略化により、コンプライアンスの向上にもつながったという。
すでに、北海道大学では、4月から一部の教職員が「Office 365 Education」の利用を開始している。今後、次期Microsoft Office製品の提供開始時期をめどに、全学生、全教職員へ展開する予定。
今後、学生のBYOD推進に有効と思われるモバイルデバイス管理サービスや、クラウドの活用も検討している。
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