- トップ
- STEM・プログラミング
- NVIDIAがAI対応のディープ・ラーニング・スパコンを公開
2016年4月8日
NVIDIAがAI対応のディープ・ラーニング・スパコンを公開
NVIDIAは5日、人工知能(AI)で要求される無制限のコンピューティングに対応する世界初のディープ・ラーニング・スーパーコンピュータ、NVIDIA DGX-1を初公開した。
NVIDIA DGX-1は、ディープ・ラーニングに特化して設計された初のシステムで、 ハードウェア、ディープ・ラーニング・ソフトウェア、および開発ツールを統合し、開発を迅速かつ容易にする。このシステムはすぐに稼働可能な状態で提供され、新世代のGPUアクセラレータを搭載し、x86サーバー250台分のスループットを実現するという。
DGX-1ディープ・ラーニング・システムにより、研究者やデータ科学者は、GPUで加速された計算機能を活用して、人間のように世界を学び、理解し、知覚する、新たなクラスのインテリジェント・マシンを作り出すことができる。
このシステムにより、かつてないレベルの計算能力が実現して新世代の人工知能の応用が推進され、研究者は、より大規模でより精巧なディープ・ニューラル・ネットワークを発達させるための時間を劇的に削減できる。
NVIDIAではDGX-1を、科学、ビジネス、そして日常生活のあらゆる面にわたって広がっていくAI革命を推進するための、新しいコンピューティング・モデルを目指して設計。強力なディープ・ニューラル・ネットワークが、大量のデータで作成された新たな種類のソフトウェアを牽引し、それにより、これまで以上にはるかにハイレベルな計算性能が求められる。
NVIDIAのCEO兼共同創設者であるジェンスン・ファン(Jen-Hsun Huang)氏は、「人工知能は、私たちの人生の中で最も遠大な技術進歩です。すべての業界、すべての企業、すべてを変えます。すべての人にメリットをもたらすマーケットが出現するでしょう。データ・サイエンティストと人工知能研究者は現在、自社製の高性能コンピューティング・ソリューションにあまりにも多くの時間を費やしています。DGX-1は展開が容易で、1つの目的のために作成されています。人間の能力を超えた力を解き放ち、かつては解決できなかった問題に応用するという目的です」と、述べている。
NVIDIA DGX-1ディープ・ラーニング・システムの一般提供開始時期は米国では6月、その他の地域では第三四半期始めとなり、NVIDIAと認定されたシステム・インテグレータ から直接入手できる。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











