2016年7月5日
スマホ利用親子で認識にズレ 「中学生のスマートフォン利用実態調査」
MMD研究所は、インテル セキュリティと共同で実施した、「中学生のスマートフォン利用実態調査」の調査結果を発表した。
「中学生のスマートフォン利用実態調査」は、6月10日~6月14日の期間に、中学1年生~3年生の子どもを持つ女性1148人と、スマートフォンを所有している中学生370人を対象に実施。
保護者へのアンケート結果によると、中学生のスマートフォン所有率は40.9%と、2015年と比べて3.0ポイント上昇した。子どもにスマートフォンを持たせ始めた理由で、最も多かったのは「子どもが塾や習い事に通いはじめたから」で、33.0%を占めた。保護者の内約8割が、スマートフォンの使い方や危険について、保護者と子どもと話す機会を設けていた。
中学生へのアンケートでは、17.0%が「ワンクリック詐欺の画面の出現」、8.9%「意図しない有料サイトへの登録」といったトラブルに遭遇していることがわかった。中学生がスマートフォンでトラブルに巻き込まれたとき、「誰かに相談したことがある」は38.1%。相談相手として最も多かったのは「友達・知り合い」が最も多く41.8%で、その次に「親」で41.1%となった。
子どものスマートフォンの利用状況について質問すると、「把握している」と答えた保護者は64.4%。一方、親が自分のスマートフォンの利用状況について、「把握していると思う」と回答した中学生は42.5%にとどまり、保護者と中学生の間で認識にギャップがあった。
調査概要
「中学生のスマートフォン利用実態調査(親への調査)」
調査期間:2016年6月10日~6月14日
有効回答:1148人
調査方法:インターネット調査
調査対象:中学1年生~3年生の子どもを持つ母親
設問数 :17問
「中学生のスマートフォン利用実態調査(中学生への調査)」
調査期間:2016年6月10日~6月14日
有効回答:370人
調査方法:インターネット調査
調査対象:中学1年生~3年生
設問数 :20問
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)