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2016年12月6日
すららネット、スリランカの小学校で「Surala Ninja!」を開講
すららネットは、スリランカで小学生向け算数e-ラーニングシステム「Surala Ninja!」の提供・運用支援を行なっているが、スリランカ国営企業主導のe-Sri Lankaイニシアチブの実現を目的としたネナサラ(Nenasala)プロジェクトの施設のうち、バランゴダ校で「Surala Ninja!」を活用した講座を5日から開講した。
スリランカの国営企業のICTA(Information and Communication Technology Agency)of Sri Lankaが2003年に設立。ICTA主導のもと「多様で無制限の情報源とコミュニケーション手段へのアクセスをすべての市民に提供すること」を骨子としたe-Sri Lankaイニシアチブが2004年に策定された。
この理念を実現するため、ネナサラプロジェクトが立ち上がり、ネナサラプロジェクトの地域の旗艦センターとしての「知識センター(起業・商業モデル)」、農村部から電子情報にアクセスするための「電子図書館センター(コミュニティーモデル)」、僻地または遠隔地からの学習をサポートする「遠隔地e-ラーニングセンター」の3種類に加え、2004年のスマトラ沖地震における被害者をサポートするための「津波キャンプNenasala」の計4種類のモデルが開発されている。
現在、ネナサラプロジェクトの施設はスリランカ全土で750を超え、全土で1000施設以上を目標にしているという。
バランダゴダの施設のオーナーがスリランカの大都市コロンボにある「Surala JUKU」を見学し、可能性を感じられたことなどから今回の導入に至ったという。
バランゴダ校の「Surala Ninja!」の講座開講に先駆けて行われた説明会には150人を超す地元の保護者が参加し、申込生徒数はすでに100人を超えているという。
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