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2017年3月30日
河合塾、学習成果の把握に利用できる学生調査のWebページを公開
河合塾は28日、学習成果の把握に利用できる学生調査「JUES(日本の大学生の学習経験調査)」のページをWebで公開した。
河合塾とオーストラリア教育研究所(ACER)が協力し、オーストラリアのUniversity Experience Survey(大学生調査)を参考に開発。2015年にパイロット調査を実施し、2016年度から本調査を開始した。
JUESとは、大学での学生の学習経験を把握し、国内外の大学と比較することによって、教育改善に活用することを目的とした調査。Webから簡単に回答できるもので、共通の調査項目によって参加大学と比較が可能となる。
近年、大学には「学位授与の方針(DP)」「教育課程編成・実施の方針(CP)」「入学者受け入れの方針(AP)」を一貫性のあるものとして策定し、それらに基づく自己点検・評価、いわゆる内部質保証が求められている。大学は教育に関する客観的なデータを収集し、学生の学習成果や大学教育の効果を測定・評価し、DPやCPの見直し等、教育改善に生かすことが必要となっており、この調査は自大学の特徴を把握するデータを提供するもの。
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