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2017年12月27日
いじめ通報窓口「Kids’ Sign」がLINE上でのサービス開始
アディッシュは26日、同社のネットいじめ対策事業を行うスクールガーディアン事業部が、いじめ匿名通報アプリ「Kids’ Sign」の運営経験を活かし、コミュニケーションアプリ「LINE」上でいじめの通報や相談に応じるサービスを、2018年1月中旬から開始すると発表した。
「Kids’ Sign」は、スマートフォンなどから匿名でいじめの通報ができるWebサービス。クローズドなコミュニケーションアプリやSNSなどの外から見えない場所で起こっているネットいじめなどを匿名で通報を受付け、その情報を学校・教育関係者に届ける。
来年1月中旬から同社が提供する「LINE」上のサービスは2つの窓口を設ける。1つは通報と相談の双方を受付ける窓口。子どもの通報を、同社が開発したチャットボットツール「hitobo」(ヒトボ)が自動で応答・受付ける。
さらに、自分の悩みを相談したい、話しを聞いてもらいたいなどを、子どもたちが希望をすると、「LINE」上で有資格の相談員が対応する。
もう1つは通報専用窓口。友人のトラブルなど学校へ知らせたい通報を、学校や教育関係者に代わり、「LINE」上の通報窓口で「hitobo」が受付ける。
同社のスクールガーディアン事業部は、学校非公式サイトのインターネットパトロールサービスを公立校・私立校含め、のべ約3400校に提供している。
近年は、子どもたちの利用状況がクローズドな場所へ移行していることもあり、いじめ匿名通報アプリ「Kids’ Sign」を2015年10月に開始した。
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