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2018年1月23日
SNS型eポートフォリオ「Feelnote」、新特許のサービス無償提供
教育コンサルティング&クラウドサービス事業のサマデイは20日、同社のSNS型eポートフォリオ「Feelnote(フィールノート)」が新たな特許権を取得したのを機に、公教育向けのサービスを無償提供すると発表した。
この新特許(第6266717号)は、「Feelnote」に用いられている、ユーザーがSNSに投稿するライフログの集積を活用して、自身の学びと成長を示すポートフォリオを作成・編集する技術に関するもの。
ポートフォリオ(数年間にわたる学校内外の活動記録をまとめた活動報告書)は、従来の作成方法では、本人の記憶に頼らざるを得ず、学びや活動のプロセスで得られる、新鮮な気づきやリアルな変化・成長の軌跡は表現されにくいという問題があったという。
今回の発明では、自己の活動記録をSNS上の簡単な操作で、テキストや写真などを使って、その時々に投稿・共有したり、フィードバックを受けたりなどして集積された活動記録を、任意のタイミングで活用してポートフォリオを作成・編集できるようにした。
eポートフォリオは、大学入試改革のモデルに組み込まれるなど、教育改革で大きな役割を担っている。
そこで、世界標準の入試プラットフォーム「Universal College Application」と接続している「Feelnote」は、新たな特許技術を広く公教育の現場に提供するために、考えに賛同する学校を募りサービスを無償提供することにした。
無償提供を受けるには、世界的な視野に基づく人財育成を旨とする、「ポートフォリオ教育を推進する」、「アクティブラーニングを実践する」、「教育改革に向けた実証研究に協力する」、「公教育機関であること」という5つの条件を満たす必要がある。
エントリーフォームに必要事項を入力して申し込むが、第1期募集は「教育ポートフォリオ」研究会の参加校だけにエントリーフォームが送られる。
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