2018年7月18日
iTeachers TV Vol.149 近大附属高校の小谷 隆行 先生(後編)を公開
iTeachersとiTeachers Academyは18日、iTeachers TV Vol.149 近畿大学附属高等学校の小谷 隆行 先生による「板書をやめたら授業が変わった!〜セミ反転授業の可能性を探る〜(後編)」を公開した。
事前にノートを配信し、時間的な余裕が生まれたことで、授業中に様々な活動を取り入れることができるようになった。演習問題をグループで協働的に解くだけでなく、 「Quizlet」や「Kahoot」を使ったゲーミフィケーションを取り入れたり、学んだ知識を本や動画の形で発信したりもしている。
最近のマイブームは「カンニングペーパーを作ろう」という取り組みだという。もし試験のときに、A4の紙1枚をカンニングペーパーとして持ち込めるとしたら、どんなものを持ち込むか。そんなコンセプトで、知識を整理しながら、生徒たちに必要事項をまとめさせている。また、作成したカンニングペーパーをクラス全員で共有することにより、自分が見落としていたポイントに気づけることも大きな利点。
授業を変えていくために、学校としても様々な取り組みをしている。気軽に授業を見学し合える「OPEN DOOR」をはじめ、Apple Teacherの資格取得を目指したワークショップ。校内だけではなく、他校とコラボレーションした研修会などにも力を入れている。
小谷先生は、近畿大学附属高等学校で化学の教員として勤務。iPadの利用歴は長く、2010年に発表された初代モデルから使用している。学校でiPadが導入されてからは、iTunes Uや様々なアプリケーションの活用を模索。作成したiTunes Uは、2016年のベストに選出され、翌2017年にはApple Distinguished Educator(ADE)の認定を受ける。かなりのApple製品好き。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、東京成徳大学中学校の和田 一将 先生による、「Everyone Can Createを授業に取り入れてみよう」。
和田先生は、明治大学で異文化コミュニケーション学を専攻。卒業後、横浜の私立高校で3年間勤めたのち、2012年から東京成徳大学中学校・高校に英語科専任教諭として着任。現在は国際交流部課長、ICT教育推進委員としてニュージーランド学期留学のサポートやiPadの授業活用の研究に務めている。Apple Distinguished Educator Class of 2017。
□ 板書をやめたら授業が変わった!〜セミ反転授業の可能性を探る〜(後編)
□ 板書をやめたら授業が変わった!〜セミ反転授業の可能性を探る〜(前編)
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)