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2018年11月30日
ウェブルート、「最も危険なマルウェア2018」を発表
ウェブルートは29日、企業団体・一般ユーザーのいずれにも有害となるマルウェアや攻撃
性のある不正コードを紹介する最新版レポート「最も危険なマルウェア2018」を発表した。
それによると、ボットネットとバンキング型トロイの木馬は今年最もよく見られたマルウェア。中でもEmotetはこれまでで最も流行した悪質なマルウェアだとされる。
Emotetは、スパムボットネット内にゾンビの数を増やし、クレデンシャル情報の収集を集中して行う。また、Emotetと類似する攻撃プランを持つTrickbotや、Trickbotに類似した機能を持つZeus Pandaも見られた。
また、今年は犯罪者たちの攻撃手段がクリプトマイニングやクラプトジャッキングへ急激に移行しており、クリプトマイニング&クリプトジャッキング型の3大マルウェアとして、GhostMiner、WannaMine、Coinhiveが挙げられる。
さらに、クリプトマイニングの急速な増加により今年の脅威リストのトップには及ばなかったものの、サイバー犯罪者にとって、よりターゲットを絞ったビジネスモデルとなりつつあるランサムウェアとして、Crysis/Dharma、GandCrab、SamSamなどが見られたという。
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