- トップ
- 企業・教材・サービス
- 分身ロボットで働く、外出困難者によるロボットテレワーク研究のパイロット募集
2019年2月4日
分身ロボットで働く、外出困難者によるロボットテレワーク研究のパイロット募集
オリィ研究所は、すでに利用されているテレワーク分身ロボット「OriHime」ならびに研究機「OriHime-D」を使った新たな社会参加、働き方を模索すべく、テストパイロットを10名前後募集している。
同研究所はWITH ALSとともに、さまざまな理由で働くことができない人たちがテレワークで仕事を続けられる可能性を研究するプロジェクト「働くTECH LAB」を実施している。
すでに全国の企業や学校で利用されている20cmのテレワーク分身ロボット「OriHime」は、簡単なジェスチャーで現場に指示を出したり、オフィスの仲間たちとのコミュニケーションをとったりできるのが特徴だが、移動はできず身長も小さいため、接客や受付などでできる仕事の種類に制限があった。
そこで、昨年新たな研究用モデルとして、全長約120cmで移動が可能な新型分身ロボット「OriHime-D」が開発された。昨年11月から12月にかけて、日本財団ビルで開催された「分身ロボットカフェ“DAWN ver.β”」プロジェクトでは、全国から肢体不自由で外出困難なパイロット10名を選出して、「OriHime」と「OriHime-D」を操作し、店内を走り回ってオーダーをとりドリンクをテーブルに運ぶ接客実験が行われた。
また、ほとんど眼しか動かせず話すことができないALSの患者も、オリィ研究所開発の視線入力PC「OriHime-eye」との組み合わせでOriHime-Dの操作を実現し、あらかじめ用意されたセリフを選択して接客することに成功したという。
今回のモニターパイロット募集では、身体障がいや育児、介護などさまざまな理由から、働く意志はあるが外出が困難な人を対象として、パイロット期間を今年4月から来年3月までの1年間としている。実際の接客などのフィールド実験の際は謝金も支払われる。
具体的には、在宅者 (パイロット) がチームと一緒に展示会で説明員をしてパンフレットを手渡したり、店頭販売を行ったり、オフィスや飲食店などで配膳を行ったり、演劇や舞台などへ参加したりすることを想定している。テストパイロット募集は2月28日まで。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)