- トップ
- 企業・教材・サービス
- デジタルデトックス、「スマホ依存」対策用フィルターを公開
2019年6月21日
デジタルデトックス、「スマホ依存」対策用フィルターを公開
デジタルデトックスは20日、ネット依存を対策するフィルターストア「Middleman(ミドルマン)」を公開した。
このフィルターは、「スマホを使いすぎてしまう」問題に対して、ハッキング手法の1つである「中間者攻撃」を応用することで、依存症の性質を踏まえて適切な対策をとれるようにしたウェブサービス。
フィルターをかけることで、インターネットを好きなように改造できる。アプリやサービスそのものを改造するわけではなく、実際に見える情報だけを改造する。
具体的には、Twitterの面白さを控えめにする「減塩Twitter」、Yahooニュースのコメント欄を好みの家畜の鳴き声に変更する、Facebookから「いいね!」の概念を消し去る、Googleの検索結果から特定の概念を消し去る、フィルターがある。
また、LINEからニュースを消す、日本のインターネットからニュースを消す、Wikipediaのリンクを無効化する、ニコニコ動画のトップページを自分好みにする、はてなで特定のカテゴリに属するコンテンツを表示しない、フィルターもある。
情報セキュリティの世界では、インターネットやメールの通信の間に勝手に割り込んで、その情報をのぞき見たり、改ざんしてしまう「Man in The Middle Attack」(中間者攻撃)という不正アクセスの手口がある。
「Middleman」は、この手法を逆手にとって、ユーザーの利益のために応用。フィルターを適用することで、利用者が目に触れる情報に対して自在にフィルターをかけ、不愉快な情報を自由に消し去ったり、編集することができる。
ただ、「Middleman」もまた、フィルターバブルに対する根本的な解決策にはなっていない。しかし、テクノロジー企業の一方的なフィルタリングに対抗して、ユーザーの側でも意識的に情報を編集できる手段を提供することで、両者の力関係に均衡をもたらすという。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











