2019年10月7日
静岡・袋井市と凸版印刷、経産省「未来の教室」実証事業に2年連続で採択
静岡県袋井市と凸版印刷は、経済産業省の2019年度「未来の教室」実証事業に、2年連続で採択された、と4日に発表した。
この両者は、2018年度も同事業に参画。袋井市立三川小学校で、教科書の内容をデジタル・ドリルで学ぶサービスを使用して、基礎学習の習熟度を高い水準に維持しつつ、授業時間を圧縮することに成功した。
その結果、教員は捻出された時間を活用して協働学習を実践することで、児童の思考を深める学習を行うことができた。こうした実証の成果が評価され、2年連続の採択となった。
今年度は、袋井市立浅羽北小学校が同実証事業のモデル校に選定。同校6年生約70人(1人1台タブレット端末を貸与)を対象に、10月~12月までの3カ月間、凸版印刷が「学びの自立化・個別最適化(教科学習系EdTechによる生産性向上)」に関する実証を行う。
実証では、児童たちは2020年度から本格使用が開始されるデジタル教科書を使って、各自で学習。次に、新たに開発するデジタル・ドリルを使って教科書の練習問題に回答し、教科書の理解度を確認する。
教科書の練習問題が難しい児童には、チャットボットやレクチャー動画で理解を手助けする。児童は、一通り単元の学習内容を終えた後、凸版印刷のアダプティブ・ラーニング・サービス「やるkey」を活用して習熟度を高めていく。
一方、教員は手元のタブレット上で、個々の児童の進捗やそれぞれの問題の正答率、どんな誤答の傾向があるかをリアルタイムかつ瞬時に把握することができ、これまでより的確に児童の学習を支援することができるようになるという。
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