2019年11月13日
クラーク記念国際高等学校、災害時の生徒安否確認システムを実装
クラーク記念国際高等学校は12日、災害時に全国に広がるキャンパスに所属する生徒の安否情報を素早く確認するため、生徒それぞれが固有のアカウントを持つ独自のWeb学習ポータル上で安否確認を取るシステムを実装したと発表した。
同校では、これまで災害発生時の在学生の安否確認は、全国の各キャンパスに配属された教員が在籍生徒に個別に連絡を行うことを基本方針としてきたが、大規模災害ではキャンパスそのものや教員も被災し、教員からの連絡が困難になる場合も考えられる。
そこで、広域通信制高校である同校のスケールメリットを生かし、遠隔地にいる教員が他キャンパスの生徒の災害安否確認情報にアクセスできるような仕組みを実装した。このシステムにより、北海道から沖縄まで全国各地にいる教員の横のつながりが強化され、災害時の生徒の安否をより効率的に把握することが可能になる。
安否確認システムは、同校のブラウザ学習システム「クラークWebキャンパス」内に設置。生徒はクラークWebキャンパス上で本人の安全・避難場所・家族の安全・連絡手段を逐一報告できる。また、教員はクラークWebキャンパス上で学校の状況などを生徒に連絡できる。学校からのお知らせ(情報)が更新された場合に、生徒はメールで通知を受けることができる。さらに、緊急時は遠隔地にいるキャンパス外の教員もその情報にアクセスすることができる。
今月8日以降、随時、生徒や保護者へ通達しガイダンスなどを実施するとともに、25日には安否確認訓練を予定している。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













