2020年4月9日
BBT、ブロックチェーン修了証書を国内で初めて導入開始
ビジネス・ブレークスルー(BBT)が運営する大前経営塾は、5日開催したオンライン卒塾式で、ブロックチェーン修了証書を本コースの卒塾生55名に対し、デジタル環境で授与した。ブロックチェーン修了証書の実際の導入は国内の教育機関としては初めてだという。
ブロックチェーン修了証書とは、従来の紙に印刷した修了証書とは異なり、デジタル上で発行される修了証書。ブロックチェーン修了証書を導入することで、紙の修了証書を保管する必要がなく、PCやスマートフォンでいつでもどこでも参照できること、メール等に本修了証書を添付し、所属企業の人事部など第三者に送ることができること、修了証書のデータを暗号化(ハッシュ化)し、ブロックチェーン上で分散管理するため、偽造や不正な閲覧を防げること、そして、従来の紙での管理からデジタルへ移行したことにより、発行にかかる時間と資源を節約できるなどのメリットがあるという。
受講生の修了履歴がブロックチェーンに記録されるため、修了生の修了実績や能力の情報が所属企業の人事部等に共有可能となり、将来的に修了生のキャリアパスの最適化が期待できるため、大前経営塾では導入を決定した。今後、BBTのその他のプログラムへの展開も検討している。
今回、大前経営塾のブロックチェーン修了証書を発行した、ブロックチェーン証明書発行システム「CloudCerts(クラウドサーツ)」を展開するLasTrustは、「CloudCerts」は、同件のような証明書だけではなく、スタディログや論文、契約書、社員証、遺言信託、会計事務所の証憑など、あらゆる証書や書類をデジタル化し、分散管理できるとしている。
関連URL
最新ニュース
- 「“AI in Education” 教育現場にも AI を」日本マイクロソフト「EDIX東京」出展情報(2024年4月24日)
- チエル、無線通信ソリューション「Tbridge」の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を夏にリリース(2024年4月24日)
- MetaMoJi、学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」を10月に発売(2024年4月24日)
- 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、中学校の教科書準拠問題を来年度大幅拡充へ(2024年4月24日)
- 教育ソフトウェア、デジタル採点システム「採点ナビ」にMicrosoft Teams連携機能を搭載(2024年4月24日)
- モルフォAIソリューションズ、東京大学とAI-OCRを活用した研究開発を開始(2024年4月24日)
- 倉敷翠松高校、生成AIを活用して公式Webサイトをリニューアル(2024年4月24日)
- TUJ、コンピューターサイエンス学科が国内で全課程の履修を修了・卒業するプログラム開始(2024年4月24日)
- 翔泳社、大学生メンター達が作った新しい「情報Ⅰ」の単語帳【なるほどラボ】刊行(2024年4月24日)
- オープンハウス、Web3チャレンジスクール「ロブロックスでゲームをつくってみよう」を実施(2024年4月24日)