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2020年4月24日
フォルシア、検索辞書のクラウドサービス「WordFort」の提供開始
フォルシアは23日、同社が保有するキーワード検索用の検索辞書モジュールや言語処理技術をAPI経由で利用できるクラウドサービス「WordFort(ワードフォート)」の提供を開始したと発表した。
同サービスでは、これまで同社が培ってきた自然言語処理技術、様々な表記ゆれのバリエーションに対応する類義語辞書、業界用語や流行語に対応するカスタム辞書、文字入力のたびに検索候補を自動表示するインクリメンタル検索といった機能群をモジュール化し、すでにキーワード検索が導入されているサイトにプラグイン追加できるようにした。
最大の特徴は、サイト内検索で「正式名称に含まれる用語を正しく入力しないと製品(作品)名がヒットしない」問題を解決できる点。
出版事業を手掛けるSBクリエイティブ社では、同サービスの導入前、同社が発行する「『ロウソクの科学』が教えてくれること」という作品名が、同社サイト上で、「ローソク」や「蝋燭」という文字列で検索された際にヒットしないという問題を抱えていた。
今年2月、同サービスの導入でこの表記ゆれ問題を解消し、文字入力のたびに検索候補を自動表示するインクリメンタル検索にも対応することで、サイト内検索でのユーザビリティ向上が図られた。

企業サイトのキーワード検索が表記ゆれに対応していないというケースは珍しくない。大手出版社100社101サイトを対象にした同社の調査では、約9割の企業でサイト内検索が導入されていたが、作品名に含まれる用語の表記ゆれへの対応が十分にできている企業サイトはその半数程度にとどまった。Googleなどの検索エンジンや大手ECサイトでは標準的に実装されている検索候補のサジェスト表示を導入しているサイトは全体の約1割だった。
同サービスは、企業サイトでの検索精度を向上し、ユーザビリティの改善に貢献。利用料金は初期費用10万円~、月額費用10万円~。利用にあたって、複雑な組み込み作業は不要で、短期間での導入ができる。
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