2020年5月1日
五島市教委など、公立小でコミュニケーションロボ学習支援の実証実験
長崎県五島市教育委員会、三菱総研DCS、日本サード・パーティ(JTP)の3者は、小学校での学習支援ツールとしてコミュニケーションロボットを活用することをめざし、長崎県五島市立奥浦小学校で実証実験を行い、その結果を4月30日に発表した。
この実証実験は、同小全校児童43人を対象に、2019年9月24日~2月28日にかけて実施。児童や教員がスムーズにソフトバンクロボティクスの小型の2足歩行ロボットを受け入れられるよう、段階的に使用範囲を拡大しながら進めた。
同ロボットの使用内容は、英語教育で設定されているSmall Talkの実施、クイズ形式での算数問題の出題・正誤判定。
その結果、児童がロボット(実験中は「なおくん」と命名)との触れ合いを楽しみ、一緒に学習する仲間として関心を持って受け入れている姿が見受けられた。
また、英語科や苦手な領域に対し、もっと積極的に取り組もうとする回答が見られたほか、ロボットを友達のようにとらえ、機能面の制約を受け入れ工夫しながら接する様子もうかがえた。
プログラミングや他教科のクイズなど、ロボットとの触れ合いをきっかけに、様々な「やってみたいこと」を聞くこともできた。
その一方で、Wi-Fi環境が不安定で、操作画面が表示されなかったり、ロボットの応答が遅延して使えなかったりすることがあり、使用に不安があった。
また、画像による個人識別はとくに通信量が多く、処理を待つことで児童の利用意欲が減退してしまうため、今回の実験では使用を中止した。
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