2020年5月27日
網屋、富山高専と「無線LAN設計・運用」など無線技術の共同研究を開始
網屋は26日、富山高等専門学校と、オフィス空間における最適な無線LAN設計・運用方法の確立と、Wi-Fi6、ローカル5Gなどの技術動向調査の共同研究を開始したと発表した。
同社はこれまで、クラウド無線LANサービス「Hypersonix」で、1400社以上のユーザーの無線LAN環境を構築してきた。
今回、複雑な無線LANの構築を簡単に、よりシンプルにするために、「最適な無線LAN設計と運用方法の確立」に関する共同研究を、富山高専と行うことにした。
また、Wi-Fi6、ローカル5Gなどの最新無線技術や、国際標準化動向についても共同で調査していく。
主な研究内容は、Wi-Fi6の規格「IEEE802.11ax」などの無線LAN技術を調査し、理論的な通信品質の上限、想定される影響要因の顕在化。
また、無線アクセスポイントの設定パラメータに注目し、電波干渉など無線LANが不安定になる要因を検出するアプリケーションの開発及び評価。そして、Wi-Fi6と関連するローカル5Gなどの技術動向や国際標準化動向の調査。
研究期間は、契約締結日から2021年3月31日まで。富山高専本郷キャンパスと射水キャンパスで研究を行う。
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