2020年6月10日
都道府県・市区町村の約9割が小学生からのプログラミング教育に前向き
先端教育機構はソニー・インタラクティブエンタテインメントと共同で、全国都道府県・市区町村の首長を対象にプログラミング教育に関するアンケートを実施し、9日その結果を公開した。
調査は4~6月に行われ、13都道府県、305市区町村、計318件の回答を得た。それによると、プログラミング教育の小学生からの導入が適していると答えた自治体は全体の約9割となった。
プログラミング教育で身につけてほしいとされる態度・知識・スキルについては、「プログラミング的思考ができる」はもちろん、「楽しんで取り組む」「間違いやエラーを恐れず、前向きにチャレンジしようとする姿勢」などの項目が選択された。
自治体規模により習得状況の格差が認められる一方、人口規模を問わず、プログラミング教育に積極的な自治体では、プログラミング教育で習得が期待される知識や態度を児童が身につけていると評価されており、プログラミング教育が自治体規模による教育格差を縮小する一助になる可能性が窺われた。
調査の詳細については、7月5日に開催のオンラインセミナー「STEAM教育フォーラム~子どもたちを夢中にさせるプログラミング教育の実践~」で発表する。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)












