2020年7月9日
ぷらっとホーム×慶應大SFC研究所、「IoTデータ交換のプロトコル」共同研究
ぷらっとホームは8日、慶應義塾大学SFC研究所と共同で、「サイバーフィジカルワールドを実現させるためのプロトコル研究」を開始したと発表した。
同社はこの研究で、インターネット研究の第一人者で、様々な規格策定にも精通している同大の村井純教授、及び鈴木茂哉特任教授と共同で、標準的かつ現実的なプロトコルに関する研究に取り組んでいく。共同研究の代表者は、村井教授が務める。
同社は、IoT黎明期から、各種IoTセンサーやデバイス、クラウドサービスとの接続をスムーズに行う「IoTゲートウェイ」とそのソフトウェアの開発を通じて、IoTにおける各種プロトコルに関する研究開発を重ねてきた。
昨年、その集大成として、プロトコルの違いを吸収し、異なるIoTプラットフォーム間を超えて任意のデバイスやデータを接続できる「DEXPF」を発表。
一方、村井教授は現在、SFC研究所のブロックチェーン・ラボの代表も務めており、インターネット分野で卓越した知識を保有している。
こうした両者の経験、知見を活かし、具体的で実現可能なプロトコルを策定すべく、研究を行っていく予定。
研究にあたっては、IoTを扱うデバイスアセットトークンを含む、標準的なプロトコルを策定することを目標にしている。また、それらが今後のIoTの普及促進に寄与することも目指している。
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