2020年8月5日
BBT大学、アバターロボットをビジネス教育に導入する「アバター授業」開始
BBT大学は3日、普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」を独自開発したavatarinの協力を得て、アバターロボットをビジネス教育に導入する「教育デザイン・ラボ」を設置したと発表した。
同ラボは、世界で初めてニューミーによる「アバター卒業式」を実現させた同大学経営学部グローバル経営学科長の谷中修吾教授が立ち上げ、リアルとオンラインを交錯させた新しいビジネス教育のあり方を具現化する試み。
ラボの第1弾プロジェクト「アバター授業」は、7月26日に、谷中教授が担当する「マーケティング基礎」の授業の中で展開。リアル参加の「生身の学生」とアバター参加の「分身の学生」が、グループワークによる演習でディスカッションを行う企画。
当日は、78人の履修者のうち、学生9人が同大学の麴町校舎に集まり、その他の学生はオンラインで参加。グループごとにオンライン上のミーティングルームで接続環境を整え、谷中教授が各グループを巡回しながら演習成果物を指導する授業が開始。
ニューミーは、タブレットを「顔」として備え、四輪の「足」で動く。物理的に実体のあるアバターロボットのため、リモート環境でパソコンから操作する人は「自らの分身」として現場に介入することが可能で、現場にいる人にとっては相手がそこに実在しているかのように感じられることが大きな特徴。
そこで、同大学の「アバター授業」では、ニューミーに「ハリー・ポッター」の衣装を着用させることで存在感を高める工夫を施すとともに、オンライン会議では実現できない「現場介入」の価値を最大限に引き出したという。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)