2020年8月14日
青山学院大、理工学部の物理・数理学科を「物理科学科」「数理サイエンス学科」の2学科に改編
青山学院大学では、2021年4月から、理工学部の物理・数理学科を「物理科学科」「数理サイエンス学科」の2学科に改編し、より専門性の高い探究を進めていく。改編により、同大は11学部26学科となる。
青山学院大学理工学部では、大学に入学する学生の多様化、学問領域の深化等により、物理系、数理系がそれぞれ学科として独立し、互いに連携をとることで、教育効果を向上させるため、物理・数理学科を「物理科学科」「数理サイエンス学科」の2学科に改編する。
教育・カリキュラムの特色
<物理科学科>
次世代の科学・技術革新を担う人材、IoT、ビッグデータ、AIの今後の発展に貢献できる人材、物理学の教育者などの育成を物理科学科の教育目標とする。カリキュラムの特色は、自然科学としての物理学の範囲にとどまらず、エレクトロニクス、光通信、バイオイメージング、宇宙放射線計測技術、超伝導の応用まで幅広く最先端の物理学の手法を、ラボワークや演習を通して学ぶ。最新の物理学の理論や科学的解析のためのシミュレーションでは、基本的な数値解析のスキルから統計解析まで身に付ける。早期から研究発表の場を設けプレゼンテーションの技法も習得する。このカリキュラムにより、個人が統計に基づいた解析能力、論理的な分析能力、問題解決能力に磨きをかけて、主体的に多様なキャリアパスを創出する。
<数理サイエンス学科>
問題解決に向けて主体的に、論理的に考察する姿勢と力を身に付け、結果を他者にわかりやすく伝えるコミュニケーション能力を習得する。解析学、代数学、幾何学、確率論といった純粋数学から、数理ファイナンスや生物数学まで幅広い分野をカバー。基礎から応用まで、豊富な演習科目を配置し、自ら考える機会を多く提供する。現代の情報社会で重要な暗号理論は代数学から発展した分野であり、数理ファイナンスにおけるモデルは確率論をベースに展開される。このように、社会のさまざまな場面で有用な数理科学を理論から応用までしっかり学ぶことができる。
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