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2020年8月25日

金沢工大、私立大学間での授業提供めざし「オンラインPBLのモデル授業」を実施

金沢工業大学は、次の世代のPBLを研究するためのモデル授業「学都圏“いしかわ”創成~みんなで考えるジブンの大学~」を、8月24日~28日にかけてオンラインで実施している。

バーチャルSNS「cluster」を用いてた仮想空間での授業も(イメージ)

今回のモデル授業は、金沢市近郊自治体の私立大学が共同で提供するPBL科目の開設に向けたトライアルで、28日(13:00~16:00)には公開発表会をオンライン開催する。

今回の実施は、金沢工大と金城大学短期大学部との連携事業として初めて行うもので、今後も継続的な実施を予定している。

28日の公開イベントには、全国の高校・大学の教員、教育関連企業の関係者らが集まり、モデル授業のプレゼンテーション、評価交渉の様子を観覧しながら、これからの教育に対する意見交換を行う。

モデル授業には、金沢工大の学生9人が参加。15回の90分授業時間の中で、チームで活動テーマ「学都圏”いしかわ”のPR」に取り組む。モデル授業は、仮想空間の中でのラーニングストラテジーの習得が目標。

また、全15回の授業のうち、最初の導入と最後の発表を除く10回の授業は、学生たちが学ぶ時間帯・教員を自由に選べるフレックス制を採用。学生たちは、自分たちの活動に必要な専門分野の支援をオンデマンドで受けられる。

教員の選択には、AI技術「Watson Assistant」を使った教員推薦のシステムも提供。学生たちは、活動テーマにあった教員を探すことができる。

また、活動の評価についても、学生自身が評価を受けたい教員を選んで、自分の評価と指名した教員の評価を交渉ですり合わせる。今回、学生たちの学びを支援するのは、金沢工大の12人の教員。

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