2020年9月16日
千葉商科大、遠隔授業の振り返りと可能性に関するFD開催報告
千葉商科大学は15日、8月26日にオンラインで開催した同学教員を対象とした「春学期の遠隔授業の振り返りと遠隔授業の可能性に関するFD(ファカルティ・ディベロップメント)*1」の内容報告を公開した。
春学期に実施した遠隔授業を学生と教員の双方の視点から振り返り、ICTツールを活用して学生の能動的な学修を促す教育の方法や、秋学期の遠隔授業における教育の質の向上を図ることを目的として、学生に調査したアンケート報告と、教員2人による授業の実践事例、課題、評価方法、学生の声などの紹介が行われた。
学生に実施したアンケート調査の結果では、遠隔授業について「満足できる」「どちらかと言えば満足できる」とした回答が88.34%となり、従来の対面授業と同様に高い満足度が得られていることが紹介された。
また、遠隔授業の形式で一番満足度が高かったのは「教科書または資料等に加え説明動画(オンデマンド)を提供し、その上で課題提出を求める形式」だった。
*1:FD(ファカルティ・ディベロップメント)とは、教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称。具体的な例としては、教員相互の授業参観の実施、授業方法についての研究会の開催等。
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