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2020年10月6日
早稲田システム開発、「ポケット学芸員」が小林古径記念美術館に導入
早稲田システム開発は3日、スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」のサービスが、小林古径記念美術館に導入されたと発表した。
2002年に開館した同館では、新たに施設の整備を行うということになり、これまでに作成してきた所蔵品の情報データと写真データを生かした作品管理システムと来館者への作品ガイドシステムの新規導入が必要だった。
早稲田システム開発のデータベースシステムとそれに付随するアプリであるポケット学芸員は、導入館の先行事例を見て興味を持っていたという。作品ガイドシステムの導入に関しては他社と比較したが、これまで美術館、博物館の様々な要望を取り入れながらバージョンアップしているので、使い勝手がよいと判断し導入に至った。
また、サービスが月額料金で利用できるということ、サポートが手厚いのも導入理由の一つ。館内および庭園も含め、高速Wi-Fi環境を整備して来館者の利用に備えており、今後はGIGAスクール、リモート学習に対応した小・中学生向けのポケットガイドをどのように作っていくかが課題だという。
小林古径記念美術館は、上越市出身の日本画家・小林古径の作品とともに、上越市ゆかりの美術作家の作品を収集・展示する美術館。同館は10月に新たな美術館としてオープン。小林古径作品を常設展示する「古径記念室」、上越市ゆかりの作品を中心に多彩な美術作品を紹介する「企画展示室」のほか、講座やワークショップを行う「二ノ丸ホール」などがある。
敷地内には東京都大田区南馬込から移築復原した小林古径邸(国の登録有形文化財)と、再現された古径の画室がある。庭園には古径が絵にした草花や樹木が植えられ、四季の移り変わりとともに眺めを楽しむことができる。同館は教育普及活動を重視し、ワークショップや工作教室、講演会など、年間を通してさまざまなイベントを行っているという。
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリ。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することが可能。ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報を配信。
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