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2020年11月16日

凸版印刷、オンライン×フィールドワークを一体化した学びのプログラムを開発

凸版印刷は、富士箱根伊豆国立公園内の三宅島と、小笠原国立公園内の母島において、オンライン授業とフィールドワークを組み合わせた新たな学びのプログラムを実施する「子どもの学びの探究:宝島キッズラーニングプロジェクト」を11月15日から開始した。

宝島キッズラーニングプロジェクト © Toppan Printing Co., Ltd.

同プロジェクトは、同社がSPACEならびにリリースと共同開発したラーニングプログラムを活用して実施される。主に小学5年生から中学3年生を対象に、自分の興味関心のあることを探究していく学びを体験する。これにより、新しい学びの探究を実験的に実施し、日本の自然資源に興味を持った子どもたちが実際に現地を訪れたくなるような「教育×観光」の循環を目指す。

地層や気候、動植物相や歴史といった地域としてのアイデンティティと、その地域に根ざした産業の歴史の特徴を題材に、自身の興味関心を深める探求的な学びを行う。事前のオンライン授業では、探究によって解きたい問いを生み出していき、現地のフィールドワークでは、リアルなものを介して問いを解く中で、知識の活用を伴う深い探究を実現していく。インターネットで調べても出てこない情報、知識にアクセスすることで、継続的な探究への移行が起こるようにプログラムを構築していく。

また、自然資源を次世代へと継承し、適切な活用を自ら考え、行動することを参加者に促すとともに、人材育成へもつなげていくとしている。

同プログラムはモデル事業として実施されるため、オンライン授業・フィールドワークのプログラム参加費は無料。交通費・宿泊費は実費となる。

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