2021年4月15日
小中学生、なりたい職業1位は「マンガ家・アニメーター」で、親に勧められた職業は「医者」=キッズ@nifty調べ=
ニフティは14日、同社の子ども向けサイト「キッズ@nifty」で、小中学生を中心とした子どもたち2448人を対象に実施した「なりたい職業に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「なりたい職業はあるか」との質問には、小中学生の約9割がなりたい職業が「ある」と回答。
「どんな職業になりたいか」を選んでもらったところ、小中学生がなりたい職業第1位は「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」11%で、2位は「学校の先生」と「声優」がともに6%という結果だった。
トップ3の中の2つをマンガやアニメに関連する職業が占める結果となり、「鬼滅の刃」の大ヒットに象徴されるように、昨今ではアニメが幅広い層に親しまれていて、子どもたちにとっても憧れの職業となっていることが伺える。
その職業につきたい理由やきっかけを聞いたところ、「自分に向いていると思う・好きなことだから」が60%前後でトップだった。中学生では「人の役に立ちたいから」33%という理由も増えていた。
「保護者など家の人に何か職業を勧められたことがあるか」を聞いたところ、小中学生の約半数(51%)が、親から特定の職業を「勧められたことがある」と回答。
「どんな職業を勧められたか」を聞いたところ、最も多かったのは「医者」19%だった。以下、「公務員」と「看護師」がともに18%、「薬剤師」14%などが続いた。
親としては収入が安定しているイメージの職業を勧める一方、子どもたち自身は、好きなことや憧れていることをなりたい職業として挙げている傾向があり、親子間でのギャップが垣間見える調査結果となった。
この調査は、全国の小中学生を対象に、3月1日~3月31日にかけて実施。有効回答数は2448件。
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