2021年6月8日
2022年卒学生・院生、5月末時点の内々定率は59.9%=マイナビ調べ=
マイナビは7日、2022年3月卒業見込みの全国の大学4年生・大学院2年生7252人を対象に実施した、「マイナビ2022年卒大学生活動実態調査(5月)」の結果をまとめ発表した。
それによると、22年卒業予定の大学生・大学院生の5月末時点での内々定率は59.9%(前月比19.0pt増、前年比11.9pt増)で、平均内々定保有社数は2.0社(前年比0.3社増)。
緊急事態宣言の影響で、対面の最終面接が延期されている可能性もあるが、内々定率は新型コロナ感染拡大以前の2020年卒(5月末時点:61.8%)並みで推移。また、全体の31.4%が活動を終了したと回答している。
一方、未内々定者に、「現在何社の選考を残しているか」を聞いたところ、「平均4.2社」で、今後の方向性については、「今まで通り」39.6%という学生も一定数いるものの、「業界の幅を広げる」41.1%や「職種の幅を広げる」24.1%という回答が多く、視野を広げて活動をしている様子が分かる。
これから10社以上の選考を受ける予定の未内々定者も4分の1以上(26.1%)おり、3月時点で検討していた企業の選考が一通り終わり、再度企業選択からやり直す学生もいる。
5月の大学登校日数については、文系学生は40.5%が登校しておらず、登校日数が「週1日程度」の学生と合わせると74.9%にのぼった。
また、就職活動に関する相談をした相手として「父親・母親」58.7%や「大学内の友人」52.4%などの割合が高く、「学校職員・キャリアセンター」は26.5%だった。
緊急事態宣言などの影響で、再度授業がWEB化されて登校していない学生も多く、相談相手が身近な人に限られてしまっていることが伺える。
この調査は、2022年3月卒業見込みの全国の大学4年生・大学院2年生で、「マイナビ2022」の会員を対象に、5月25日~31日にかけて、WEBアンケートという形で実施。有効回答数は7252人(文系男子1337人、理系男子1195人、文系女子3357人、理系女子1363人)。
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