2021年10月28日
子どもに習わせたい習い事、1位「水泳」、「プログラミング」は?=日本トレンドリサーチ調べ=
日本トレンドリサーチは27日、青山ラジュボークリニックと共同で、現在子どもはいないが将来子どもが欲しいと回答した全国の男女317人を対象に実施した、「子どもに習わせたい習い事」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、「もし男の子どもができた場合、習わせたい“習い事”は何か」を聞いたところ、第1位は「水泳」(85票)だった。
「水泳」を選んだアンケート回答者からは、「水害の多い日本にいる以上、泳げることは非常に重要」、「健康のため、いろいろなスポーツに活きる」、「全身運動なので一番健康に良いスポーツだと思うから」、「自分がやっていて良かったと思うから」などのコメントが寄せられた。
全身運動で健康に良く、いろいろなスポーツにも活きるからという理由が多く、また、いざという時に泳げた方が良いからということも重要な理由になっているようだ。
第2位は「英会話」(70票)で、「世界で生きていけるようになってほしい」、「英語が喋れれば何かと有利」、「国際社会に対応できるように」、「将来外国で生活するかも知れないので」などといったコメントが寄せられた。
将来的に英語を喋ることができれば便利だからという理由が多く、また、自分が習っていて役に立ったから子どもにも習わせたいという理由もあるようだ。
第3位は「野球」(50票)。「自分がやってきて、子どもとキャッチボールできたら楽しい」、「プロ野球選手になってもらいたい」、「礼儀や協調性を身につけてほしい」、「仲間と協力して何かを成し遂げたり苦しい練習を頑張る力が付く」などのコメントが寄せられた。
以下、第4位「サッカー」(43票)、第5位「プログラミング」(41票)、第6位「ピアノ」(34票)、第7位「そろばん」(33票)、第8位「習字」(32票)、第9位「学習塾」(26票)、第10位「空手」(25票)。
第5位の「プログラミング」については、将来的に役に立つからという理由が多く、最近では子どもの習い事の「定番」になりつつある。
一方、「女の子ができた場合」については、第1位は「ピアノ」(87票)で、「情操教育に役立つと思うから」、「芸事で感性を磨いてほしいから」、「音楽的な素養があれば良いと思うので」などといったコメントが寄せられた。幼いころからピアノを習って、感受性豊かな子になってほしいという理由が多かった。
第2位は「英会話」(69票)で、「世界で生きていけるようになってほしい」、「国際社会に対応できるように」といったコメントが寄せられた。将来仕事の選択肢が広がるからや、海外でも通用するようになってほしいからなどの理由が目立った。「英会話」は男の子に習わせたい習い事でも第2位に入っており、性別にかかわらず人気が高い。
第3位は「水泳」(57票)。「オリンピックを目指してほしい」、「美しく健康になって欲しい」などのコメントが寄せられた。男の子に習わせたい習い事でも第1位に入っており、「水泳」も性別にかかわらず子どもに習わせたいという親が多い。
以下、第4位「習字」(39票)、第5位「そろばん」(30票)、第6位「ダンス」(28票)、
第7位「バレエ」(27票)、第8位「学習塾」(22票)、第9位「プログラミング」(21票)、第10位「体操」(9票)だった。
この調査は、事前調査で、「現在子どもはいないが、将来子どもが欲しい」と回答した男女を対象に、10月3日~7日にかけて実施。集計対象人数は317人。
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