2021年10月28日
北大CoSMOS、ウイングアーク1stのデータ基盤&BIダッシュボードを導入
ウイングアーク1stは27日、同社のデータ基盤ソリューション「Dr.Sum」とBIダッシュボード「MotionBoard」を、北海道大学技術支援・設備共用コアステーション「CoSMOS」が導入したと発表した。
今回の導入は、持続的な研究成果創出やデータに基づく戦略策定EBPM(エビデンス・ベースド・ポリシー・メイキング)マネジメントサイクルの確立を目指した研究基盤IR(Institutional Research)システムを構築するのが目的。
導入の結果、同大「CoSMOS」では、先端機器全体を俯瞰してそれぞれの利用実績をキャンパスマップ上で把握できるほか、各担当部署がExcelなどで個別に管理していた論文業績、科研費情報など、戦略策定に必要な指標を集約し、研究基盤IRシステムに活用できる仕組みを構築した。
これらのダッシュボードにより、機器利用実績一覧、論文一覧、科研費一覧、登録装置一覧および利用状況などのデータが集約されたほか、部門別の収集割合に対して、使用した装置や発表した論文の数などを把握することができる。
今後、同大「CoSMOS」は、どの論文がどの研究機器を使用しているかといったパラメーターも「Dr.Sum」に実装する予定のほか、学内のさまざまな基幹システムや周辺システムのデータを収集・蓄積し、より多角的な可視化・分析に向けてデータ整備を進めていく。
「CoSMOS」は2021年に設立。同大内の研究基盤に係るデータ収集と分析を行うIR機能を担うことで研究基盤マネジメントサイクルの確立を目指し、学内の共用基盤の抜本的強化を行う「機器共用機能強化プログラム」と、技術職員の全学的な組織化と人材育成体制の整備、活動のための財政的基盤を確立する「研究支援人材育成プログラム」を実施している。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)












