2021年11月4日
エムティーアイ、母子手帳アプリ『母子モ』が沖縄県うるま市で提供を開始
エムティーアイの子会社である母子は1日、同社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』が沖縄県うるま市にて本導入され、『うるま市子育てアプリ うるPon』として提供を開始したと発表した。
沖縄本島の東海岸に位置するうるま市。「子育てをみんなで支えあい、夢と希望にあふれるまち うるま」を基本理念として掲げ、子育て中の保護者だけではなく、次代を担う子ども・若者への支援を行い、若い世代が安心して子どもを生み育てやすいまちづくりを推進している。今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、420以上の自治体で導入されている『母子モ』を採用した。
同市では、経済的理由で病院での入院出産ができない妊産婦に、助産施設で出産を迎えてもらう「助産施設入所」や、産後1年未満の母親とその赤ちゃんを対象に、医療機関や助産院、自宅のいずれかで授乳相談や子育てサポートを行う「うるま市産後ケア事業」など、出産や育児の不安に寄り添い解消するための制度が整っている。また、18歳未満の児童を養育し、生活、住宅、教育、就労などさまざまな課題を抱えているひとり親家庭には、「うるま市ひとり親家庭生活支援モデル事業」で民間の住宅を借り上げる住宅支援をはじめ、専任のコーディネーターが自立支援計画を作成し総合支援を行うなど、各家庭の状況に応じた支援を通じて、地域全体で子どもの心身の健全な発達をサポートしている。今回、市の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、『母子モ』を採用した。
同市が採用した『うるま市子育てアプリ うるPon』は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報を知らせるなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助ける便利な機能が充実している。また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からの注意情報や保健師からのアドバイスといった大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートする。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











