2021年11月16日
茨城高専4年生の共著論文が数学の国際専門誌に掲載
茨城工業高等専門学校は12日、機械・制御系4年生の山田海音さんと、伊藤昇講師の共著論文が、数学の国際専門誌「JP Journal of Geometry and Topology」に掲載されたことを発表した。
論文のタイトルは、「Plumbing and computation of crosscap number」。18歳(採択当時)の高専生が国際専門誌に査読付の論文を発表するという快挙となった。
山田さんが発見したのはトポロジー(位相幾何学)の1つである結び目理論の難問を解くカギとなるデータ構造で、共著者の伊藤講師は2020年、結び目理論の中で60年以上続いていた「結び目を境界とする曲面の形の決定問題」の解決につながる画期的な論文を発表。山田さんと伊藤講師の研究は、コンピューターを使って伊藤講師の前掲論文が説明した「結び目膜と結び目膜の間の変形」を実際に描き出す効率的な方法を導き出した。
結び目理論は、現在活発に研究されている分野で、工業、化学、デザイン等の幅広い分野で応用されていて、今回の研究はDNA解析や材料研究といった分野での発展が期待されるという。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)













