2026年3月27日
ヒューアップ、和歌山県湯浅町教委の教職員向け勤怠管理・労務管理のクラウド化支援
ヒューアップテクノロジーは25日、アイレス電子工業と、和歌山県湯浅町教育委員会の教職員向けに勤怠管理・労務管理のクラウド化を支援したことを発表した。
従来、湯浅町教育委員会では、各学校の端末に接続したICカードリーダーによる打刻方式で勤怠管理を行ってきた。今後の運用見直しにあたり、県教育委員会が共同調達する校務システム上で勤怠管理を行う方法についても検討したが、クラウド化に多額の費用を要することが判明し、より効率的かつ持続可能な仕組みの導入が課題となっていた。
また、従来の方式では、打刻を行える端末が校内に限定されていたため、打刻忘れや、退勤後の急な対応、出張勤務時の勤務記録がその場で行えないなど、教育現場の実態に十分対応できないという課題もあった。
こうした背景から、低コストで運用可能であり、安全性と利便性を兼ね備え、場所を問わず利用できるクラウド型勤怠管理システムの導入を検討し、顔認証による打刻機能を備えたシステムを採用。
その結果、有給休暇や時間単位休暇の取得状況について、デジタル上での記録管理と管理職による承認が可能となり、勤怠状況を正確かつ効率的に把握できる環境が整備された。しかし、システムの導入方針が定まった一方で、教育現場ならではの運用上の課題も浮き彫りになってきた。
教育現場では、教員にはPCが配備されている一方、支援員や用務員など教員以外の職員には十分に行き渡っていない状況があり、従来のPCや専用端末を前提とした勤怠管理では運用面で制約があった。加えて、複数校を兼務する職員や、出張勤務、退勤後対応など、働き方の多様化への柔軟な対応も求められていた。
これらの課題に対応するため、湯浅町教育委員会は「DigiFaceAI」と「DigiSheet」を導入。スマホやタブレットからも出退勤の打刻や勤務記録の登録ができる環境を整備した。これにより、場所を問わず勤怠記録が可能となり、打刻忘れや記録漏れの防止につながるとともに、複数校を兼務する職員や出張勤務など、多様な勤務形態にも柔軟に対応できる体制を構築している。
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