2021年11月17日
日本の英語能力、世界112カ国中78位で下位3分の1に転落 =EF調べ=
イー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF)は16日、世界112カ国・地域の約200万人の英語試験ビッグデータを活用した英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数」の最新ランキングを公開した。

同指数は、同社がオンラインで無料公開している英語力測定テスト「EF SET」(エフセット)の前年受験データを元に、非英語圏の国・地域における英語能力を、経年的に計測・追跡するベンチマークとして2011年から毎年秋に発表。
EPI指数の国別ランキング、CEFR(セファール)に準拠した5段階の英語能力レベルのほか、「人材競争力指数」「人的資本指数」などの外部指標と英語能力指数の相関関係を考察した分析レポートで構成されている。
2021年版のランキングでは、日本は前年度から大きく順位を下げ、112カ国・地域中78位にダウン。調査開始以来初めて、全参加国・地域の下位3分の1のグループに位置する結果になった。
また、業種間の差は2012年以降縮小傾向にあるが、職種間では、上位グループ(マーケティング、法務、経営戦略など)と下位グループ(事務職など)の大きな変動はなく、職種間の差が固定化しつつある傾向が見てとれた。
今回の調査では、コンゴ民主共和国、ガーナ、ハイチ、マダガスカル、モルドバ、モザンビーク、ソマリア、南スーダン、タンザニアを含む9カ国が初めて調査対象に加えられ、調査規模は過去最多の112カ国・地域に拡大した。
EF EPIは、前年に実施された英語能力テストの結果データに基づき、英語能力を経年的に計測、追跡する世界規模のベンチマークとして開発された指数で、無料の英語能力測定テストビッグデータを利用することで、世界規模の広範で標準化された指標データを提供できるのが特徴。
語学の熟達度を測る国際基準CEFRに準じており、TOEFLやTOEIC、IELTSなど既存のスコアへの換算も可能。
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