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2021年11月17日

NTT東日本、仮想空間(DOOR)を活用した足立区中学生消火隊の合同訓練を実施

足立区と、東日本電信電話(NTT東日本) 東京事業部 東京東支店は、仮想空間(DOOR)を活用した中学生消火隊の合同訓練を、11月30日に、GIGAスクール端末を用いて実施する。

訓練イメージ

足立区は、「中学生消火隊」の合同訓練を2009年度から実施してきたが、2020年度は、新型コロナウィルスの感染拡大により、集合形式での訓練の中止を余儀なくされた。2021年度は、二年ぶりとなる合同訓練の実施を検討、新たな訓練のスタイルとして、仮想空間による訓練を、各中学校に配備されたタブレット端末を活用して実施する。

仮想空間(DOOR)内に「区役所」「学校」「体育館」「消防署」「警察署」「震災後の街並み」をイメージするエリアを作成し、それぞれのエリア内で、中学生消火隊の活動や消防士よる実際の救助活動などの動画を配信。合わせて災害に関する謎解きやクイズを出題し、生徒たちの防災意識を高めて行くことを目指すという。

生徒だけでなく、区長及び消防隊員等のアバターを作成し、消火隊の活動に対する区長表彰や、消防士との質疑応答を行うなど、仮想空間でのコミュニケーションも実現する。

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