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2021年12月1日
サーティファイ、「スマート入試」が海外でのオンライン試験実施に順次対応 第1弾は台湾
サーティファイは、これまで多くの教育機関から要望があった「外国人入学志願者向け入試」の海外実施について、まずは第1弾として12月1日から台湾での実施に対応すると発表した。対応地域については今後、順次拡大する予定。
文部科学省は、11月18日に「大学入試の受験を目的とする外国人入学志願者の入国について(依頼)」の通知を各国公私立大学長宛に出した。文科省からの各大学への依頼内容(要約)は、①オンライン試験などで渡航を伴わない受験機会を確保すること。②①の対応が難しい場合には入国して受験できるよう大学が受入責任者となって対応すること。9月21日にも「外国人入学志願者の受験機会確保の徹底について」として同様の通知が出されており、大学入学共通テストの日程が迫る中で各大学も対応に追われている。
そうした状況を鑑み、既に東京大学大学院をはじめとする教育機関で国内実績がある「スマート入試」が海外での動作検証を行い、受験機会を提供することで、多くの大学や留学生の役に立つという。
海外におけるオンライン入試実施の課題は、(1)海外でオンライン試験システムが正常に動作するか確認ができていない、(2)替え玉受験やカンニングなど、不正の懸念を払拭できない、(3)試験中に不具合が発生した場合に対応が難しいこと。
スマート入試は海外実施の課題解決方法は、(1)台北市、新北市の2箇所で複数回システムが正常に動作することを確認、(2)2つのカメラと3つのAIを利用することで不正の抑止とPCカメラの死角監視を実現、(3)2つのカメラを利用することでPCの不具合発生時にも受験生の行動を監視可能。今後は国地域別留学生数上位5カ国のうち今回対応した台湾以外の4カ国(中国、ベトナム、ネパール、韓国)についても順次対応を予定。
「スマート入試」は、リモート環境下でも公平・公正に筆記試験や論述試験を実施できる独自のオンライン試験システム。同社はPCカメラに加えて、スマートフォンをサブカメラとして利用することで不正への抑止力と不正検出精度を高めたオンライン試験システムを開発(特許出願中:特開2021-068432)。
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