1. トップ
  2. ICT活用レポート
  3. 国内40万人と海外の学習者が努力を競う『第18回すららカップ』、2022年1月31日まで開催/すららネット

2021年12月7日

国内40万人と海外の学習者が努力を競う『第18回すららカップ』、2022年1月31日まで開催/すららネット

【PR】
偏差値や点数ではなく、総学習時間など“努力した量”を競い合う『すららカップ』。学年や居住地域を問わず、すららネットが提供するコンテンツの学習者同士が参加できる毎年恒例の大会がこの冬も開催されている。

第18回を迎える今大会は「すらら」受講者のみならず、海外で「Surala Ninja!」を学習している受講生、国内で「すららドリル」「ピタドリ」を学習している受講生にも参加対象が広がり、国を超えた競い合いと新設のアワードが加わった。今回も白熱した切磋琢磨が繰り広げられそうだ。

第18回すららカップ

学ぶ力を育む「すらら」、努力の量を競い合う「すららカップ」

小学生から高校生までの国語、算数/数学、理科、社会、英語の5教科を学べる学習システムの「すらら」。先生役のアニメーションキャラクターとともに、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるAI×アダプティブラーニング教材だ。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人ひとりの習熟度に応じて、理解、定着、活用のサイクルを繰り返し基礎学力の定着を図っていく。「すらら」は、勉強した時間や量が記録に残り、重ねた努力を可視化し評価することが可能。小・中・高校や学習塾をはじめ、家庭学習、海外、放課後等デイサービスなど、様々な児童・生徒に学習機会を提供し活用が広がっている。

この「すらら」をはじめとした、すららネットが提供するコンテンツの学習者同士が、期間中2カ月間の「総学習時間」や「総学習ユニット数」といった学習量を競い合う大会が『すららカップ』だ。学習に苦手意識があり意欲が継続しにくい参加者でも、仲間やライバルと挑戦し、勉強した努力が評価されることで、学習習慣の定着や意欲につなげていくことを目的に毎年開催されている。

個人でエントリーできたり、学校や同じ塾に通うチーム単位でエントリーできたり、さまざまなカテゴリーが用意されている。各部門でそれぞれ上位に入賞したり、基準を満たしたりすると表彰の対象になり、賞品や賞状が贈呈される。

自校で独自に取り組めるクラス対抗「学校内すららカップ」

全国版「すららカップ」がある一方、学校ごとで取り入れられるイベントがある。「学校内すららカップ」だ。実施期間中に「すらら」を使ってクラス対抗で生徒が学習習慣や学力向上に取り組むことができ、多く勉強したクラスを称えるというもの。評価指標には、「平均学習時間」もしくは「クリアユニット数」を選択して行う。各校での実施期間終了後にすららネットが結果を集計し、データを送付。その後、学校内におけるランキングが発表され上位クラスには同社から表彰状が贈られる。

岡藤宏治 教諭

この秋、「学校内すららカップ」に取り組んだ野田学園中学・高等学校(山口県山口市)。10月に3週間の期間を設定し実施したという。同校の岡藤宏治教諭(教務課長・中学数学)は、学校内に周知はしつつ、特別に何かを講じたわけではなく普段どおりに行ったと話す。「今回はどうなるか普段どおりで様子を見ようと思いました。担任の先生方にこれをやるから生徒に喚起しておいてという程度です。担任の教員と教科担当者がどこまで本気になっているのかを少し見たいという思いもありました」。

「すらら」に取り組む生徒

初めての試みだったこともあり、もう少し大々的にアプローチしても良かったかなと振り返る岡藤教諭。「生徒への働きかけということではなく、教員への働きかけを少し反省しました。普段どおりでとなると先生方があまり盛り上がらない。逆に言えば先生方が盛り上げると生徒にもつながっていきますね」。それが「学校内すららカップ」をより上手く成功させる秘訣ではないかと振り返る。

「すらら」の良さは、教科担当者ではなくても当該の教科を見てあげられることにあると岡藤教諭は強調する。「たとえば、担任の教員が数学の教科担当ではなくても、生徒が『すらら』で数学を頑張っているか時間数や取り組み状況の数値などを見ることができます。専門外の教科の学習指導は難しくても、生徒にとってどの教科のどの単元が弱点なのかといったことが、担任、教科担当者、その場にいる指導の教員など、どの教員であっても『すらら』を通して把握することができます。なかなかそこまでまだ到達できていませんが、そうしたことも踏まえながら『学校内すららカップ』や『すららカップ』に対する教員のモチベーションが上がると、生徒への指導も自然と道筋ができるのかなと、それが今後の課題です」。

同校が行った「学校内すららカップ」のクラス対抗戦ランキングは、1位から3位の上位を占めたのは高校1年生、4位からが中学1、2年生という結果だった。期間が3週間でもクラス平均1時間以上勉強している生徒が多く、活用状況も良かったようだとすららネットは分析する。

クラス対抗戦のランキング結果

「学校内すららカップ」はクラス対抗のため、個人ではなくクラスメイトとチームの一員として取り組めることが魅力。周囲が学習する姿が刺激になり、一人ではできなくても、努力できたり継続できたり、お互いの切磋琢磨につながりやすい効果があるようだ。実際にやってみたことで岡藤教諭が感じた今回の気づきをもとに、同校では次回からさらに盛り上がりを作れそう。それを弾みに全国版「すららカップ」へ臨めば、目標も定まりより良い効果が期待できるだろう。今後は、「すららカップ」の学校対抗戦にもできる限り挑戦してみたいと岡藤教諭は語る。

2021年はアワードが増えてパワーアップした「すららカップ」

12月1日から2022年1月31日まで開催している「第18回すららカップ」。今回から国や利用サービスを超えて競い合えるアワードが新設された。

「Surala Ninja! 」で学習している海外受講生は、期間中の自らの学習時間目標を立てそれを達成すれば表彰される「ミッション達成賞」や、毎日継続してログインして学習すれば表彰される「皆勤賞」に、国内受講生と同様に参加することができる。また、学校内の平均学習時間や先生から配信された課題達成率などの指標で競う「学校部門」には「すらら」「すららドリル」の受講生が、学習塾内で組んだチームの平均学習時間で競う「塾部門」には「すらら」「ピタドリ」の受講生が、それぞれ同じ部門内で競い合うことになる。

「すららカップ」に取り組む受講生の声は、随時「Learners’ Voice」としてホームページなどに掲載、国を超えてライバルの存在を感じ、切磋琢磨できる環境を提供していくという。

さらに、今回は、2021 年 2 月にリリースした英語の発音認識・評価機能である「スピーキングAI」を期間中により多く活用し、英語力向上に努めた受講生を表彰する「English Speaking Award」を新設。各賞の受賞者の発表は、2022年2月19日に開催予定の「オンライン授賞式」で行う。

短期的に行えるチャレンジとして、また学習機会の動機づけや自信にもつながる「すららカップ」。「すららカップ」の前哨戦に「学校内すららカップ」を活用するのも良いかもしれない。個人でも、学校・チームでも、クラスでも、それぞれの目標に向かって奮って参加してみてはどうだろうか。

「第18回すららカップ」 概要
◆実施期間:2021年12月1日(水)~2022 年1月31日(月)
◆参加対象:「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」「Surala Ninja!」受講生
◆最終結果発表:2022年2月19日(土)オンライン授賞式にて
◆実施部門
〈全体部門〉
・総合学習時間アワード (学年を問わず個人の総学習時間を競う)
・ミッション達成賞(10時間、20時間、30時間、40時間からなる学習時間の目標から1つ選択し、12月と1月の学習時間の合計が目標時間を超える受講生を表彰する)
・皆勤賞・皆勤ニアピン賞(対象期間内で毎日学習をした受講生を表彰する)
・English Speaking Award (スピーキングAI :発音認識機能の利用回数で競う)

関連URL

「第18回すららカップ」

すららネット

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
株式会社TENTO

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス