2022年1月14日
新社会人の6割以上が「入社後すぐのテレワークは不安」と回答 =学情調べ=
学情は13日、4月に入社を控えている新社会人410人を対象に実施した、「入社後のテレワークに関するインターネットアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「テレワークの制度があったら利用したいか」と質問したところ、「利用したい」と回答した新社会人が44.9%に上った。「どちらかと言えば利用したい」31.7%を合わせると、「利用したい」と回答した新社会人は7割を超えた。
「ある程度自分で仕事を進められるようになったら、テレワークも実施したい」、「通勤時間がなければ、その分疲れにくくなり、集中して仕事に取り組めると思う」、「通勤にかかる時間を、自己研鑽やリフレッシュに充てることができれば、より生産性高く仕事ができると思う」などの声が寄せられた。
一方で、「入社してすぐにテレワークは難しいと思う」、「まずは出社して仕事や会社の雰囲気に慣れたい」、「直接質問したり、先輩の仕事ぶりを見ながら学んだりできる環境のほうが、早く仕事を覚えることができると思う」などの指摘もあった。
「入社後、どのぐらいの頻度でテレワークを実施したいか」を聞いたところ、「週に1~2回」が36.9%で最多。次いで回答を集めたのは「入社後、仕事に慣れてから実施したい」22.0%で、「毎日」は7.3%に留まった。
20代転職希望者を対象にした同調査では、「毎日」21.7%、「週に3~4回」26.1%と高い頻度でテレワークを実施したいと回答した人が多く、「週に1~2回」の回答は17.2%に留まっている。
社会人経験のある20代転職希望者と比較すると、新社会人は少ない頻度でのテレワークを希望していることが分かった。
「入社後すぐにテレワークを実施することに不安があるか」と尋ねたところ、「不安がある」「どちらかと言えば不安がある」と回答した新社会人が、6割以上(65.4%)に上った。
「テレワークだと質問をしにくい」、「仕事に慣れるまでは、1人で業務を進めると、正しくできているのか分からないと思う」などの声が寄せられており、入社後すぐにテレワークをすることには不安を感じる新社会人が多いことが分かった。
また、「入社後すぐのテレワークで不安を感じること」を聞いたところ、「仕事の進め方の習得」が84.0%で最多。次いで、「先輩や上司などの社内の人間関係」76.9%、「仕事で必要なスキルの習得」74.6%と続いた。
この調査は、今年4月に入社を控えた、新卒採用サイト「あさがくナビ2022」会員を対象に、2021年11月29日~12月3日にかけて、Web上でのアンケートという形で実施。有効回答数は410人。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)