2020年8月6日
就活で連絡がつきやすいツールは「LINE」が最多 =学情調べ=
学情は5日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生853人を対象に実施した、「就職活動でのコミュニケーションツールに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、就職活動で最も連絡がつきやすいツールを聞いたところ、「LINE」が52.3%で最多。次いで、「メール」44.3%、「電話」3.4%が続いた。
「LINE」を希望する人からは、「使い慣れていて便利」、「見逃す心配がない」などの声が寄せられた。
「日常生活でよく利用しているコミュニケーションツール」でも、「LINE」が93.9%で最多で、「電話」は9.0%にとどまった。「LINE」でのコミュニケーションに慣れ、「電話」を好まない、20代の特徴が表れる結果となっている。
また、就活の「早期」と「後期」では、学生がメインで使用するコミュニケーションツールが変化していることが分かった。
就活で最も連絡がつきやすいツールに関して、2021年卒は「メール」の回答が最多で61.7%となっており、2022卒より17.4ポイント増加。
「電話」の回答も5.2ポイント増加し、就活が進むにつれて、連絡を取りやすいと感じるツールが変化していることが伺える。
また、「LINEは電話の代わりに利用したい」、「LINEは日程調整など、すぐに返信が必要なやりとりのときに便利」などの声が挙がっており、就活で「LINE」は「メール」の代替ではなく、「電話」の代替として利用したいというニーズが伺える。
「就活の連絡でLINEを使用したいか」という質問では、「ぜひ利用したい」38.5%、「どちらかと言えば利用したい」33.2%となっており、71.7%が「利用したい」としている。
「利用したい」とした学生からも、「LINEは気軽に利用できる反面、どのような文面で返信すれば失礼がないか不安もある」、「メールと同じ文面だと堅苦しく感じるし、フランクになりすぎてもいけないので、送る文章に迷う」など、便利さや手軽さゆえの不安の声も寄せられた。
企業が採用活動でLINEを利用する際は、返信の仕方や、企業側が確認している時間などをあらかじめ学生に伝えておくと、学生も安心して利用できることが伺える。
また、就活の連絡でLINEを利用したい理由は、「使い慣れたツールだから」が72.2%、次いで「メールのように見逃してしまう心配がないから」53.4%だった。
この調査は、「あさがくナビ2022(通年採用対応ジョブ型 インターンシップサイト)」へのサイト来訪者を対象に、7月16日~28日にかけて、アンケートのポップアップを表示する形で実施。有効回答数は853人。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング教材「ライフイズテック レッスン」、新潟市の全公立中学が導入(2024年9月18日)
- 三重県桑名市と「複業先生」を提供するLX DESIGNが連携協定締結(2024年9月18日)
- 復興庁、全国の中学・高校で「福島の復興」をテーマにした出前授業を実施(2024年9月18日)
- 小中学生のスマホ利用、15%の保護者が「トラブルになったことがある」と回答=ソクラテスのたまご調べ=(2024年9月18日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が茨城県城里町で提供を開始(2024年9月18日)
- 大学1年生が回答、入学の決め手は7割が「学べる内容」 =旺文社調べ=(2024年9月18日)
- 体力テストデジタル集計システム「ALPHA」、兵庫・猪名川町教委が導入(2024年9月18日)
- Pestalozzi Technology、北海道羽幌町教委が体力テストデジタル集計システム「ALPHA」導入(2024年9月18日)
- ショートドラマの縦型動画がTVCM以上にZ世代の共感・エモを呼び込む(2024年9月18日)
- 部活動の地域移行に対する認知度は約4割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2024年9月18日)